
元チェルシーのシュールレが現役引退を発表しました。
29歳という若さで現役を退きます。
先日、ドルトムントとの契約解除が報道されましたが、まさか引退になるとは。
シュールレは2013年夏にレバークーゼンから£18mでチェルシーに移籍。
第2次モウリーニョ政権のもと、1シーズン半をチェルシーで過ごしました。
リーグ戦での成績は次の通り。
13-14 30試合8ゴール
14-15 14試合3ゴール

同じポジションには、アザールやウィリアン、オスカル、デ・ブライネ、サラーなどがいた時期です。
これらの選手とは全く違うタイプで、ゴールを常に目指す姿勢が好きでしたね。
ガンガンとシュートを狙っていくスタイルは、批判される場面もありますが、停滞した場面を打破する可能性を秘めていて見ていて気持ちよかったです。
フラム戦でのハットトリックも印象的ですが、シュールレのゴールと言えばやはりこれ。
リーグ優勝したモウリーニョ2シーズン目における、鮮やかなスタートでした。
2014年にはドイツ代表でのワールドカップ優勝にも貢献。
素晴らしい栄光を掴み取りましたが、その優勝後からキャリアが停滞。
コンディション面で苦しみます。
代表での疲れが取れないまま、プレミアリーグに戻りますが、本領が発揮できません。
また、サルモネラ菌に侵されることもありました。
チェルシーを1シーズン半で退団し、ヴォルフスブルクに移籍。
15−16シーズンはドイツで輝きを取り戻し、ドルトムントへ移籍。
ドルトムントではあまり活躍できず、フラムへのローン。
降格することになったフラムではそれなりにシュールレらしさを見せていたように思います。
そして今季は、スパルタク・モスクワへのローンになっていました。
この年齢での引退は残念ですが、本人のコメントを見るともう心身共に限界だったみたいですね。
次のステップに向けて、まずはゆっくりと休んでほしいと思います。
お疲れさまでした。

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