アザール(32歳)が現役引退を発表しました。
アザールはチェルシーが初のCLを獲得した直後に、リールから£32mの移籍金で2012年に加入。
チェルシーでは合計352試合に出場し、110ゴール、92アシストを記録。
プレミアリーグを2回、ヨーロッパリーグで2回、FAカップで1回、リーグカップで1回優勝。
個人としては、2014-15シーズンにPFA年間最優秀選手賞とプレミアリーグ最優秀選手賞を受賞。
また、チェルシーの年間最優秀選手賞も4度受賞。
惜しまれながらも2019年に£130mでレアル・マドリーに移籍しました。
しかし、度重なる怪我によって76試合しか出場機会はなく、昨シーズン末で退団となっていました。
その後は、おそらくサウジアラビアなど多くの魅力的なオファーがあったものと思われますが、32歳という若さで引退を決めました。
まだまだやれたでしょうが、満足できるプレーを見せられず、プレーを十分に楽しめなくなってきたと感じたのか、あるいは、若くから第一線で大活躍し、やれることはすべてやりきったという達成感もあるかもしれません。
トップレベルに近い状態で引退を決めるというのはアザールらしさを見せているようにも思います。
チェルシーでのアザールについては、クラブ史上最高のタレントだったと言っていいでしょう。
最高の時期をチェルシーで過ごし、タイミングがあえばバロンドールも取れる逸材でした。
ストイックなタイプではなく、練習でのサボりをミケルに暴露されたりもありましたが、それでも試合になると誰も止められないドリブルで決定機を作り、サポーターを沸かせる才能の持ち主でした。
個人的にもチェルシーで最も好きな選手と言ってもいいですし、アザールのプレーを見れたことは幸運でした。
今度は元選手としてスタンフォード・ブリッジで歓迎される姿を見たいものです。
まずはこれまでお疲れ様でした。
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