チェルシーオーナーのアブラモビッチが、チェルシーを売却する意思であることを発表しました。
現在の状況において、クラブ、サポーター、スタッフ、そしてスポンサーやパートナーにとっての最善の判断と考えての決断とのこと。
クラブの売却は急ぐことなく、正式な手続きに則って行われます。
クラブに貸したお金(£15億と言われています)の返済は不要で、売却の純利益は戦争の被害者支援に使われるとのこと。
イギリス議会では、労働党がアブラモビッチも制裁を受けるべきと主張しています。
すでにチェルシーは、アメリカの銀行レイン・グループと売却に向けて契約を進めるよう依頼をしています。
レイン・グループは、何人かのアメリカ人、アジア人に接触したと言われています。
入札希望者に手紙を出し、3月中旬に入札額を示す期限を設定する見込みとのこと。
一部報道では、今週初めに提示された25億ポンドのオファーを断ったと言われており、アブラモビッチは30億ポンド以上の入札を望んでいると言われています。
アブラモビッチはチェルシー以外にもロンドンの家を売りたがっており、英国の資産をすべて処分しようと急いでいるようです。
これまでの報道では、スイスの億万長者ヴィス氏が買収のオファーを受けたと言われていますが、提示価格に隔たりがあり、コンソーシアム方式での買収しか考えられないとされています。
個人的な意見としては、ウクライナでの戦争は長引き、泥沼化するシナリオを持っており、本日あたりにさらに酷いことが起きる状況になるかもと思っています。
ロシアへの経済制裁は強まる一方であり、アブラモビッチへの影響が来るのは時間の問題でしょう。
アブラモビッチとしては、プーチンとの関係性の観点からチェルシー売却はやむを得ない決断であり、クラブ売却は急ぐことなくと述べていますが、実際は一刻も早くやらないといけないと思っているのではないでしょうか。
30億ポンドと言われる希望買収価格は大幅に値下げすることになりそうです。
今のところはアメリカ資本への売却になりそうな雰囲気です。
状況は常に変化しているため、どう決着がつくかわかりませんが、ここ1,2週間くらいでどう動くかですね。
アブラモビッチはいろいろ言われますが、チェルシーのオーナーとしてチェルシーサポーターからは絶大な評価を受けているのではないでしょうか。
サッカーが好きで、チェルシーを愛するオーナーであることは明らかでしたので、状況が落ち着いたらどこかでサポーターに挨拶する機会が訪れるといいですね。
上述したようにチェルシーオーナーとしてのアブラモビッチは評価していますが、上のベンさんの動画のような考え方を持っておくことはとても大事ですね。
いい動画だと思いますので、観ておくといいと思います。
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