シェフィールドU【3-0】チェルシー(2020.07.11 PL35節)

試合結果 19-20

出場選手とレーティング

RatingはDaily Mailより

シェフィールドU

Sheffield Utd (3-5-2): Henderson 6.5; Basham 7 (Jagielka 68, 7), Egan 7, O’Connell 7.5; Baldock 7.5, Berge 6.5 (Lundstram 63, 6), Norwood 7, Osborn 7, Stevens 7.5; McBurnie 7.5 (Mousset 63, 7), McGoldrick 8

Subs: Sharp, K. Freeman, Robinson, Moore, Rodwell, Zivkovic

Scorers: McGoldrick 18 & 77, McBurnie 33

Bookings: Baldock

Manager: Chris Wilder 8

チェルシー

Chelsea (4-3-3): 
Kepa 6
James 6, Christensen 5 (Rudiger 46, 4.5), Zouma 5, Azpilicueta 5
Barkley 5.5 (Loftus-Cheek 78), Jorginho 5.5, Mount 4.5 (Alonso 46, 5)
Willian 5, Abraham 5, Pulisic 5 (Giroud 66, 6)

Subs: Caballero, Bate, Kovacic, Batshuayi

Manager: Frank Lampard 5

MOM: McGoldrick

スタッツ

基本情報

9 Shots 15
4 Shots on target 4
62% Pass Success  88%
56% Aerial Duel Success 44%
9 Dribbles won 6
7 Tackles 8
24% Possession 76%

パス情報

 
264 Total Passes 849
12 Crosses 35
0 Through Balls 0
60 Long Balls 74
192 Short Passes 740

パス本数トップ3

  1. アスピリクエタ 125
  2. ズマ      120
  3. ジョルジーニョ 111

プレーエリア

感想

トップ4争いをする中では、この試合と次のノリッジに勝ったうえで、ラスト2つに挑むのが最低条件だと思っていましたが、またしても足を掬われました。

良かった場面はほぼなく、ただただ失望した試合でした。



前節からは2枚替えで、怪我のギルモアではなくジョルジーニョが再開後初先発、エイブラハムがジルーに代わりました。

3日おきくらいで試合がある過酷な日程の中、33歳のジルーを休ませるのみの最低限のローテーション。



チェルシーが常にボールを保持する試合でしたが、余裕を持ったポゼッションではありません。

ブレイズの囲みが早くて数的優位を作られるため、窮屈なボール回しにさせられました。

前線がジルーではないためラフなボールを何とかしてくれるわけではないし、エイブラハムの強みを活かすための裏抜けのボール出しはジョルジーニョから何本かあったものの効果的に使われませんでした。

こういう試合展開だとセンターバックからのパス出しが期待されますが、余裕が比較的あったズマの方からそういうのは期待できないですからね。



今のメンバーや戦い方からすると、ジルーへの依存度が高い試合展開になっている気が。

ジルーが前で何とか収めてくれることを出発点に中盤やウイングが活性化されるので、出だしがないなら厳しくなります。

再開前から今回と似たような試合展開が何度もあったわけで、あまり本質的な改善はさなれていないんですよね。

今季はいいのかもしれませんが、一歩進んだように思えたら、また戻ってというパターンが繰り返されています。



来季以降に期待したい面はありますが、ひとまず順位だけは4位以内を死守しなければなりません。

これまでのパターンだと次の試合は大丈夫のような気がしますが、ランパードがこの試合での問題点をどこに反映させるのか注目です。

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