チェルシーはアトレティコからジョアン・フェリックス(23歳)をローンで獲得することが決定しました。
アトレティコとの契約を1年延長させた上でのローン。
ローン期間は半年で、買取オプションなしとされています。
ローン料は£9m。
これに加えて給与も全額負担。
チェルシーとしては買取オプションを付けたかったところですが、残念ながらそれはできず。
背番号は11を付けることになるようです。
持っている才能という観点では、チェルシーでも屈指の選手になると思います。
ベンフィカでのセンセーショナルな活躍を見せた後の、アトレティコでは期待されたほど安定的に活躍できていた印象はありません。
アトレティコのサッカーがフェリックスの能力を活かしきれなかったのか、本人の問題だったのかはわかりませんが、ワールドカップでのポルトガル代表の活躍を見れば、持っている能力に疑いなし。
フェリックス本人としてもこのチェルシーへのローンで活躍できるかが今後のキャリアのターニングポイントになりうるものだと思います。
ここで大活躍してチェルシーが買取するしかないと思えるシーズン末になれば、最高の展開。
最悪活躍できなくとも、高いローン料になりますが、それっきりとすることができます。
失敗の痛手はそれほど(これまで費やしてきたFWへの移籍金と活躍度を考慮すれば・・・)なく、成功時は活躍が担保された上で買取に臨むことになって旨味があるのでそれほど悪くない移籍かと思います。
フェリックスの場合は2列目でのプレーが中心でしょうが、最前線でもプレーできますし、前線の移籍はこれで十分かと思います。
あとは中盤の補強ができるか。
エンソがかなり厳しくなっていますが、どうなるでしょうか・・・。
得点力不足については、FW陣の物足りなさがあるとはいえ、それ以上といっていいほど作りの場面での課題を感じるのですが。
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