チェルシー【0-0】フラム(2023.02.03 PL21節)

試合結果22-23

出場選手とレーティング

レーティングはDaily Mailより

チェルシー

CHELSEA (4-3-3): 
Kepa 7
James 7.5 (Azpilicueta 60, 6), Silva 6, Badiashile 7.5, Cucurella 6 (Chilwell 84)
Mount 6.5 (Fofana 75, 6), Fernandez 8, Gallagher 6.5
Ziyech 7 (Sterling 60, 6), Havertz 6, Mudryk 5.5 (Madueke 46, 6).

Subs not used: Bettinelli, Chalobah, Koulibaly, Chukwuemeka.

Booked: Gallagher

Manager: Graham Potter 6

フラム

Fulham (4-2-3-1): 
Leno 6.5; Tete 7.5, Diop 7.5, Ream 7.5, Robinson 7, Reed 8 (Cairney 90+1), Palhinha 8; De- Cordova-Reid 6.5 (Solomon 75, 6), Pereira 7.5 (Kurzawa 90+4), Willian 7.5 (Wilson 75, 6); Mitrovic 7 (Vinicius 90+1).

Subs: Rodak, Kurzawa, Adarabioyo, Duffy, James.

Booked: Palhinha, Pereira, De Cordova-Reid, Wilson

Manager: Marco Silva 8


Referee: Stuart Attwell 7

Attendance: 40, 041

マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式より)

スタッツ

チェルシー→フラムの順

基礎情報

66.7 Possession % 33.3
3 Shots on target 4
12 Shots 10
855 Touches 539
646 Passes 308
24 Tackles 19
14 Clearances 20
6 Corners 2
3 Offsides 0
1 Yellow cards 4
16 Fouls conceded 12

パス情報

16 Crosses 21
1 Through Balls 1
53 Long Balls 49
603 Short Passes 263

パス本数トップ3

  1. バディアシル 109
  2. チアゴ・シウバ 107
  3. エンソ 74

基本ポジション

感想

新加入選手、怪我からの復帰の選手が多くプレーしたウェストロンドンダービーはスコアレスドロー。

ゴールチャンスをあまり作ることができず、内容的には物足りない試合となりました。



2週間前のリバプール戦からは3枚の変更。

チャロバー、ホール、ジョルジーニョに替わって、怪我から復帰後のジェイムス、加入後すぐの出場となるエンソ、先発デビューとなるムドリクとなりました。

移籍失敗となったツィエクも先発出場。

新加入のマドゥエケ、怪我から復帰のチルウェル、スターリングがベンチ入り。

ホール、ロフタス・チーク、オバメヤンがベンチから外れました。

システムは4バックに戻します。



フラムのプレスが良かったとはいえ、この試合も前にクリーンな形でボールを運ぶことができず、単調な攻撃が続きました。

また、前線3人のパフォーマンスは良くなかったし、中盤インサイドの2人もボールを引き出すような動きがあまり見られず。

入ったばかりの選手も多くプレーし、今回が久々の出場となったジェイムス、スターリング、チルウェルもまだまだコンディションを整えている段階ですし、試合を通して攻撃時にちょっとズレる場面が散見されました。

周りと連携しながらの突破などは殆ど見られず、2週間の猶予期間だけでは向上が見えなかったですね。



攻撃面は課題が多いのですが、他方で守備はだいぶ安定感が増してきました。

一度、ケパの好セーブに救われた場面があったとはいえ、決定的な場面はあまり作らせませんでした。

チアゴ・シウバとバディアシルのコンビは非常に安定感があります。

バディアシル加入後は無失点が継続。

バディアシルの的確なプレー選択には毎試合、驚かされています。

さっそく2人のコンビが鉄板になりつつあり、エンソがその前で固定されれば、後ろからの繋ぎも安定してくれるのかなと期待。



エンソについては、加入後ぶっつけ本番のようなデビューですが、加入の効果はところどころ見られました。

縦への鋭いパスやミドルシュートで変化を生み出しており、才能を感じられる場面がありました。

中盤から中長距離の精度が高いパスを出せる現有戦力が見当たらないため、エンソの能力が武器になりそうな期待感は高まりました。

ボールの引き出し方はさすがに戸惑いが見られるような時もありましたが、時間が経つにつれ、少し改善していったかなという印象です。



先発のムドリクは全くといっていいほどいいところがなく、ハーフタイムで交代。

今週ひどい風邪をひいていたようで、コンディションが難しかったよう。

今回は体調面の問題がありましたが、ウクライナリーグからの加入でしばらく試合勘が失われているため、ポッターとしては徐々にマッチフィットネスを上げている段階と捉えているようです。



ムドリクに替わって後半頭から入ったのはマドゥエケ。

マドゥエケはポジティブな印象を与えました。

積極的に仕掛けていて、懐が深いドリブルで独特なリズムを出していたり、守備時も足が伸びてボール奪取する場面が見られました。




攻撃面での劇的な改善はあまり期待できないので、いかに個の能力で得点機会を演出できるかにしばらくかかってくるのかなと思います。

そういう面では、ポジティブなこともありましたので、次戦も比較的楽しみにしています。

次の試合

11日(土)21時半キックオフでウェストハム戦(A)

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