出場選手とレーティング
レーティングはDaily Mailより
チェルシー
Chelsea (4-2-3-1):
Petrovic 8
Gusto 6 , Disasi 6, Colwill 6, Chilwell (c) 6 (Chalobah 113 5.5)
Caicedo 5, Enzo 5
Palmer 6, Gallagher 6 (Madueke 97 5.5), Sterling 5 (Nkunku 67 6)
Jackson 6 (Mudryk 90 5.5)
Unused subs: Sanchez, Bettinelli, Gee, Gilchrist, Tauriainen
Booked: Chilwell 45+3, Palmer 120+2
リバプール
Liverpool (4-3-3):
Kelleher 9; Bradley 7.5 (Clark 73 6), Konate 8 (Quansah 106), Van Dijk (c) 9, Robertson 7.5 (Tsimikas 87); Gravenberch 5 (Gomez 28 6), Endo 8.5, Mac Allister 7 (McConnell 87); Elliott 8, Diaz 7.5, Gakpo 6.5 (Danns 87)
Unused subs: Adrian, Koumas, Nyoni
Scorer: Van Dijk 118
Booked: Bradley 45+3, Mac Allister 81, Konate 82, McConnell 108
Referee: Chris Kavanagh
Crowd: 88,868
スタッツ
チェルシー→リバプールの順
基礎情報
46.2 Possession % 53.8
18 Total Shots 24
9 On Target 11
6 Off Target 6
3 Blocked 7
79.6 Passing % 84.4
3 Clear-Cut Chances 1
6 Corners 5
2 Offsides 2
63.3 Tackles % 60
48.1 Aerial Duels % 51.9
10 Saves 9
13 Fouls Committed 21
19 Fouls Won 13
1 Yellow Cards 4
0 Red Cards 0
パス情報
25 Crosses 24
5 Through Balls 2
83 Long Balls 70
513 Short Passes 631
パス本数トップ3
- エンソ 90
- ディサシ 79
- ギュスト 72
基本ポジション
感想
今回は優勝チャンスが十分あると思っていましたが、またしてもリバプールに敗れて優勝できず。
国内カップ戦の決勝で6戦連続優勝を逃すこととなりました。
先発はシティ戦と同じメンバー。
ジャクソンが中央で右にパーマー、左にスターリング。
お互いに優勢となる時間帯が交互に訪れ、得点チャンスは何度もありました。
最初はリバプールが優勢。
前線にボールを運べず、アウェイでの嫌な出来事を思い出しかけました。
苦しい状況が続きましたが、フラーフェンベルクの負傷交代後あたりからチェルシーが次第に盛り返します。
パーマーが少し下がってボールを受けられると、それがチェルシーの攻撃のスイッチに。
ジャクソンは手強いCB相手でしたが、裏抜けを狙い五分五分とはいかずともチャンスを作りました。
残念ながらかなり際どくVARで得点とはなりませんでしたが、ジャクソンの裏抜けからスターリングのシュートは見事でした。
前半は立ち上がりこそ悪かったですが、無失点で切り抜け、そこまで悪くないパフォーマンス。
後半も一進一退の激しい攻防でした。
リバプールは怪我人や今後のスケジュールを鑑みて、経験のない若手を積極的に投入したのだと思いますが、その影響もあってチェルシーは勝利を掴む機会が十分以上にありました。
エンソとカイセドが中盤をかなり制圧できるようになったことで、パーマーやエンソにゴールチャンス、またギャラガーには3度の決定機がやってきました。
しかし、ことごとく決められず。
ここ最近になってようやくゴールが出てきたギャラガーでしたが、優勝に導くゴールを生み出すことはできませんでした。
非常に精力的に動いているために、シュートのエネルギーが欠乏してしまうのかもしれませんが、ギャラガーはここで決められる選手にならなければいけません。
90分で勝てる可能性がありましたが、決められずにまたしても延長戦になります。
終盤の攻勢を見る限りチェルシー優勢かと思いきや、延長戦はほぼ何も生み出せず。
PKに入る前のセットプレーはヤバそうだなと思ったら、あっさりとやられてPK戦直前で優勝を逃しました。
結果的には、90分で決着をつけなければならない試合でした。
ポチェッティーノは延長にはエネルギーが残っておらず、PKまで持ち込みたかったと言っているようです。
リバプールはそうせざるを得ない状況だったのでしょうが、クロップが思い切った采配を見せたのに対して、エンクンク以外は消極的な理由での投入になっていた点でポチェッティーノの発言は残念でした。
チェルシーとしてはまたしても優勝を逃し、自信を掴む機会を失いました。
今回は十分優勝のチャンスはあったんですけどね。
もはやこの悔しさをFA杯やリーグ戦に活かしてくれることを願うことしかできませんが、どうなんでしょう。
今季は引き続き不安定な戦いを見せそうな気がしますが、この敗戦が数年後に何か実ってくれると期待するしかありません。
次の試合
29日(木)4時半キックオフでFA杯のリーズ戦(H)
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