出場選手とレーティング
レーティングはDaily Mailより
チェルシー
Chelsea:
Sanchez 6
Disasi 7.5, Thiago Silva 7, Colwill 7
James 6 (Gusto 76′ 5), Gallagher 7, Fernandez 8, Chukwuemeka 6.5 (Maatsen 81′ 5), Chilwell 7 (Ugochukwu 90′)
Sterling 7 (Mudryk 81′ 6), Jackson 6
Substitutes not used: Cucurella, Madueke, Santos, Burstow, Bergstrom.
Goal: Disasi 37′
Booked: Chukwuemeka, Fernandez, Jackson
Manager: Mauricio Pochettino 7
リバプール
Liverpool:
Alisson 7, Alexander-Arnold 6, Konate 6, van Dijk 6, Robertson 5, Szoboszlai 6.5, Mac Allister 7.5, Gakpo 5 (Nunez 66′ 5), Salah 7 (Elliott 77′ 5), Jota 5 (Jones 66′ 5), Diaz 7 (Doak 77′ 5)
Substitutes not used: Gomez, Tsimikas, Matip, Kelleher, McConnell.
Goal: Diaz 18′
Booked: Jota, Alexander-Arnold, Mac Allister
Manager: Jurgen Klopp 6
Referee: Anthony Taylor (Cheshire)
マン・オブ・ザ・マッチ
(PL公式よりファンが選ぶMOTM)
スタッツ
チェルシー→リバプールの順
基礎情報
64.7 Possession % 35.3
4 Shots on target 1
10 Shots 13
899 Touches 576
692 Passes 377
13 Tackles 19
16 Clearances 36
4 Corners 4
3 Offsides 5
3 Yellow cards 3
5 Fouls conceded 13
パス情報
26 Crosses 12
4 Through Balls 2
56 Long Balls 47
640 Short Passes 339
パス本数トップ3
- チアゴ・シウバ 118
- ディサシ 96
- エンソ 93
基本ポジション
感想
リバプールとの開幕戦は今季のチェルシーが強くなることを確信させるスリリングで楽しい試合になりました。
後半のパフォーマンスを考慮すれば勝ちたかったとも思える試合ですが、開幕戦でのリバプール相手のパフォーマンスとしては非常に評価できるものでした。
先発メンバーとシステムには驚かされました。
プレシーズンでは一度も使っていなかった3バックシステムを採用。
ただ、当初はコルウィルを左SBにする4バックでのプランだったようです。
サンチェス、ディサシはいきなりチェルシーデビュー。
チェルシーでの公式戦デビューとなったのはコルウィル、ジャクソン。
途中からギュストとウゴチュクもデビューしました。
ケパはベンチ外で実質的に移籍が確定し、サンチェスが正GK。
3バックは右からディサシ、チアゴ・シウバ、コルウィル。
中盤はギャラガーとエンソがペアで、ギャラガーの方が下がり気味。
WBはジェイムスとチルウェルの強烈な2人。
2列目にスターリングとチュクエメカで、トップにジャクソン。
以上が一応、メインのポジションだったように思いますが、チルウェルやエンソに代表されるように全体的にかなり流動的でしたし、メンバー交代によってもその選手が活きる役割を与えられているように見えました。
序盤はリバプールの勢いに対してナーバスになっており、チュクエメカが初っ端からイエローをもらったり、ギャラガーが危ない位置で掴まれたりしました。
かなりギリギリの攻防を続けていた前半であり、リバプールの見事な崩しから失点を喫し、2失点目はVARで取り消されました。
ただ、リバプールにやられるのみではなく、後ろからの素早い展開で相手陣内を攻略するシーンも見られ、結果的にはセットプレーからディサシがデビュー戦ゴールで同点にして前半を終えています。
後半は交代選手が入るまでほぼチェルシーが攻め続けました。
1試合目とは思えないほど多様な攻撃パターンがあり、昨シーズンまでの単調な攻撃とは全く異なったチームを見せました。
両WBはチェルシーの生命線であり、スターリングはジェイムスの良さをうまく引き出し、右はスターリングとジェイムスで攻略。
左はチルウェルが得意のゴール前の飛び出しを何度も見せ、VARに取り消された場面を含め何度も決定的な動きを見せました。
ただ、この試合最も目立ったのはエンソ。
今季は背番号も8にしたように一列前の8番でのプレーが中心になると思いますが、やはり才能がとんでもないですね。
ボールは取られず、すごいパスを何度も供給し、昨シーズンの途中加入からも相当の才能を見せていましたが、一列前だとさらにその能力を発揮できます。
一方で、気になったのがギャラガー。
守備時の貢献は非常に良かったと思いますが、ボールを受ける時の危なさは中盤底でプレーするときにはより気がかりです。
何度か危ない位置でボールを奪われ、途中からはだいぶ改善されましたが、それでも強豪相手でのギャラガーは怖いかなと思ってしまいました。
※カイセド加入は予想より遅れましたが、本日にも確定しますし、ラヴィアも加入するでしょうから、中盤のクオリティは今後増しそうです。
ジャクソンはプレシーズン時の好調をキープしており、この試合も攻守にいい仕事をしました。
ジェイムスからのクロスで決められれば最高のスタートになりましたが、1人で何とかできてしまう能力の高さを見せ、プレミアでも相当できるのではと期待したいです。
早めにゴールがほしいですね。
ギュスト、マートセンが入ってからちょっとバタバタしてしまったのが惜しまれますが、総合的かなり満足感の高い試合であり、初戦から大いに楽しませてもらいました。
次のウェストハム戦で初勝利をあげ、今季のチェルシーは違うことを証明し続けたいですね。
次の試合
21日(月)0時半キックオフでウェストハム戦(A)
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