チェルシー【1-3】レアル・マドリー(2022.04.06 CL準々決勝 1st)

試合結果21-22

出場選手とレーティング

レーティングはL’Equipeより

チェルシー

Chelsea (3-4-3):
Mendy 3
Christensen 3 (Kovacic h/t), Thiago Silva 3, Rudiger 3
James 5, Kante 4 (Ziyech h/t), Jorginho 5 (Loftus-Cheek 64), Azpilicueta (c) 4
Mount 5, Havertz 6, Pulisic 2 (Lukaku 64).

Unused subs Kepa, Alonso, Kenedy, Chalobah, Sarr, Saul, Werner

Scorer Havertz 40

Booked Rudiger 19

レアル・マドリー

Real Madrid (4-3-3):
Courtois 7; Carvajal 6, Militao 5 (Nacho 64), Alaba 7, Mendy 6; Kroos 5 (Camavinga 74), Casemiro 7, Modric 6; Valverde 7 (Ceballos 86), Benzema (c) 9 (Bale 86), Vinicius Junior 6

Unused subs Lunin, Toni Fuidias, Lucas Vazquez, Vallejo, Marcelo, Mariano, Rodrygo, Asensio.

Scorer Benzema 21, 24, 46

Booked Militao 14



Referee Clement Turpin from France

Crowd 38,689

スタッツ

チェルシー→レアル・マドリーの順

基礎情報

54 Possession (%) 46
19 Total attempts 8

55 Attacks 17
5 Corners taken 2
92 Passing accuracy (%) 87

554 Passes completed 408
605 Passes attempted 471
33 Balls recovered 32
0 Offsides 1
3 Saves 4
112.7 Distance covered (km) 110.5
1 Yellow cards 1
0 Red cards 0

パス情報

18 Crosses 7
0 Through Balls 2
24 Long Balls 53
597 Short Passes 417

パス本数トップ3

  1. リュディガー  91
  2. ジョルジーニョ 79
  3. チアゴ・シウバ 64

基本ポジション

感想

ブレントフォード戦に続く大量失点で、ホームでの一戦を落としました。

非常に厳しい結果となりましたが、アウェイゴールルールがなくなったことや、試合を通してチャンスは作れていたので、諦めるのはまだ早いかと思います。



ブレントフォード戦からは4人の変更。

クリステンセン、ジェイムス、ジョルジーニョ、プリシッチが先発メンバー入り。

ジェイムスを右WB、左はアスピリクエタに。


前半はチェルシーのプランが全然はまらず。

前から積極的にプレスをかけますが、マドリーに簡単に飛ばされてかわされました。

ジェイムスが高い位置からプレスに行くことで、ヴィニシウス対クリステンセンの1対1が生まれ、右サイドを好き放題やられました。

ヴィニシウスへのマークが緩く、広大なスペースを自由にプレーさせたため、失点シーン以外でも危うい場面を何度も作られました。

ベンゼマのゴールは見事でしたが、チェルシーの守備設定のミスが招いた失点でした。



攻撃面でも前半はビルドアップに苦しみました。

チェルシーの場合はサイドをいかに使えるかが鍵になりますが、特に左は機能せず厳しかった。

アスピリクエタはどうしても右足に持ち替えるため、左で広く深く攻め込むことが難しく、2列目とのコンビネーションが生まれず。

ただ、アロンソを出していたら解決していたかというとそうとも言えないのが、今季の左WB事情の難しさですね。

ハヴァーツが1点を取り返して、最悪の事態は免れた前半でした。



後半からはコヴァチッチとツィエクをカンテ、クリステンセンに替えて投入。

433にシステム変更。

同点、逆転に向けて再スタートしたところでしたが、メンディのパスミスで追加点を献上する最悪なスタート。

メンディの危ないパスミスは最近目立つため、ここでも出てしまったかという感じ。



一方で、システム変更後はチェルシーペースで決定機を何度も作ることができました。

ルカク、ツィエク、ジェイムス、マウントのシュートは得点までわずかでした。

最低でも1点差に詰めて、アウェイの2ndレグに持ち込みたかったですが、決定力に欠けました。



手痛い2点差でのアウェイゲームでかなり厳しい状況ですが、チェルシーが本来のレベルに戻ればまだチャンスはあると思います。

2ndレグは翌週ですから、週末のサウサンプトン戦でどの程度の内容に戻せるか。それで2ndレグへの期待も変わってきそうです。

次の試合

4月9日(土)23時キックオフでサウサンプトン戦(A)

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