チェルシー【2-0(agg 3-1)】レアル・マドリー(2021.5.5 CL準決勝2nd)

試合結果20−21

出場選手とレーティング

レーティングはDaily Mailより

チェルシー

Chelsea (3-4-3):
Mendy 8
Christensen 7, Thiago Silva 7.5, Rudiger 7.5
Azpilicueta (c) 7 (James 88), Kante 9, Jorginho 7.5, Chilwell 7
Mount 7 (Ziyech 89), Havertz 7 (Giroud 90+4), Werner 7.5 (Pulisic 67 7).

Unused subs Caballero, Kepa, Alonso, Emerson, Zouma, Gilmour, Hudson-Odoi, Abraham.

Scorers Werner 28, Mount 85

Booked Jorginho 14, Christensen 39, Mount 87

レアル・マドリー

Real Madrid (4-3-3):
Courtois 6; Nacho 5.5, Militao 5.5, Ramos (c) 5.5, Mendy 5.5 (Valverde 63 5); Modric 6, Casemiro 6 (Rodrygo 76), Kroos 6; Vinicius 5.5 (Asensio 63 5), Benzema 6.5, Hazard 5 (Mariano 89)

Unused subs Altube, Lunin, Odriozola, Marcelo, Miguel Gutierrez, Blanco, Isco, Arribas, Mariano.

Booked Ramos 36, Nacho 62, Kroos 72, Valverde 90

Referee Daniele Orsato from Italy

スタッツ

チェルシー→レアル・マドリーの順

基礎情報

14 TOTAL ATTEMPTS 8
5 ON TARGET 5
7 OFF TARGET 1
2 BLOCKED 2
2 WOODWORK 0
1 CORNERS 3
2 OFFSIDES 2

36% POSSESSION 64%
83% PASSING ACCURACY 90%
335 PASSES ATTEMPTED 708
277 PASSES COMPLETED 635
109.1 DISTANCE COVERED (KM) 103.9

41 BALLS RECOVERED 28
10 TACKLES 12
2 BLOCKS 2
17 CLEARANCES COMPLETED 6

3 YELLOW CARDS 4
0 RED CARDS 0
18 FOULS COMMITTED 12

パス情報

9 Crosses 15
1 Through Balls 0
42 Long Balls 52
298 Short Passes 663

パス本数トップ3

  1. リュディガー、クリステンセン 40
  2. ジョルジーニョ  39
  3. カンテ      34

基本ポジション

感想

トゥヘルの完璧なプランを遂行し、3度目のCL決勝進出!

イスタンブールでシティとビッグイヤーをかけた試合に挑みます。

また、先日女子チームもCL決勝進出を決めたため、男女ともにCL優勝を目指すことに。



1stレグからの変更は1枚。

プリシッチをハヴァーツに変更したのみ。

ヴェルナーを最前線に置き、右ハヴァーツ、左マウント。

リュディガーも問題なくスタメンに戻ってきました。



マドリーはこの試合でも3バックを起用。

ラモス、メンディが怪我から復帰し、アザールがブリッジへ帰還。

前半に関しては、チェルシーのプラン通りの試合運びでしたが、あわやという場面も作られていました。

前線からのプレスでコースを限定し、両サイド、アザールへの効果的なボール供給はほとんど与えませんでした。

ボール保持は譲りますが、大部分をチェルシーがコントロールできていました。

それでも、ベンゼマに際どいシュートを2度与えてしまいましたが、メンディがこの試合でもスーパーなシュートストップを見せ、得点を許しません。



一方の攻撃面では、前線3人の機動力を活かし、数は多くないもののの、ビッグチャンスを作り出しました。

先制点は、カンテの華麗なドリブルからハヴァーツがループで鮮やかにゴールを狙いましたが、バーに弾かれ、それをヴェルナーが詰めた形。

狙い通りで先制点を得てだいぶ安堵しましたが、マドリーの脅威は感じ、後半も手に汗握る展開になることを予想していました。



しかし、後半はチェルシーが圧倒。

チャンスを立て続けに作り出し、マドリーの攻めはボックス前でほとんど潰しており、危険に感じる場面はなかった印象です。

ただ、ハヴァーツ、マウント、カンテに追加点の機会があるものの、ことごとく決めきれず、やや嫌な感じが。



これもプリシッチの投入がトドメに。

これも、好調のプリシッチをベンチから出せる層の厚さの賜物ですね。

途中投入からドリブル突破で相手DFを混乱させ、追加点のアシストも冷静でした。

また、2点目もカンテが五分五分のボールを奪いきったことが起点になりました。

ここ最近、やはりカンテはとんでもない選手であることを再確認しています。

守備だけでなく、守備から攻撃へのトランジションにおいても別格。



カンテがマン・オブ・ザ・マッチになったのは妥当ですが、この試合は他の選手たちも素晴らしかったです。

前半のメンディのセーブがなかったら・・・と思いますし、アスピリクエタはパーフェクトな守備対応でした。

リュディガーもタフな守り続け、ジョルジーニョのゲームコントロールも見事でした。

ヴェルナーは仕事量に見合う結果が出てきましたしね。



2試合通しての内容もチェルシーが上回っており、決勝進出は必然だったと言ってもいいくらいのパフォーマンスを見せたと思います。

決勝のシティは現状、世界一の実力があるクラブでしょうが、今のチェルシーであれば勝てない相手はいないと思います。

これまでやってきたことを続ければ十分勝機はあるでしょう。



CL決勝が待ちきれませんが、その前にも重要なミッションがあります。

マドリー戦の勝利で一息つきたいところですが、全くその余裕がありません。

厳しい試合が続きますし、重要な選手が欠くことないようローテーションもしながらの試合になりそうです。

CL優勝、トップ4、FAカップ優勝と3つを求めていきたいですね。

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