出場選手とレーティング
レーティングは90minより
チェルシー
Chelsea (4-2-3-1):
Sanchez 8.8
Gusto 8.4, Chalobah 6.8, Colwill 7.6, Cucurella 6.9
James (c) 7.2 (Dewsbury-Hall 78 6.2), Caicedo 7.0
Palmer 9.3, Fernandez 6.1 (Santos 61 6.6), Neto 6.7 (Nkunku 78 6.0)
Joao Pedro 7.5 (Delap 68 6.2)
Unused subs: Jorgensen, Penders, Slonina, Acheampong, Anselmino, Sarr, Tosin, Lavia, George, Guiu, Jackson
Scorer: Palmer 22, 30, Joao Pedro 43
Booked: Neto 34, Caicedo 36, Gusto 41, Colwill 82
PSG
Paris Saint-Germain:
Donnarumma 5.7, Hakimi 5.3 (Ramos 73 5.9), Marquinhos (c) 6.0, Berlado 5.9, Mendes 6.0, Ruiz 6.5 (Zaïre-Emery 73 6.2), Vitinha 6.7, Neves 6.3, Doue 6.5 (Mayulu 73 6.1), Dembel 6.7e, Kvaratskhelia 5.9 (Barcola 59 6.7)
Unused subs: Safanov, Tenas, Kamara, Kimpembe, Lee, Mayulu, Moscardo, Zaire-Emery, Mbaye, Ramos
Sent off: Neves 86
Referee: Alireza Faghani
Crowd: 81,118
マン・オブ・ザ・マッチ

スタッツ
チェルシー→PSGの順
基礎情報
33.6 Possession % 66.4
10 Total Shots 8
5 On Target 6
4 Off Target 1
1 Blocked 1
80.7 Passing % 90.5
1 Clear-Cut Chances 1
3 Corners 5
3 Offsides 2
38.5 Tackles % 30.4
60 Aerial Duels % 40
6 Saves 2
15 Fouls Committed 12
12 Fouls Won 14
4 Yellow Cards 2
0 Red Cards 1
パス情報
8 Crosses 16
2 Through Balls 4
47 Long Balls 44
258 Short Passes 555
パス本数トップ3
- サンチェス、ギュスト 32
- コルウィル、ジェイムス 31
- パーマー 27
基本ポジション

感想

現在の世界最強チームであるPSGに3発取って、クリーンシートでCWC優勝!
チェルシーが世界を驚かせました。
出場選手が高い集中力でパリに立ち向かい、信じられないことをやってくれました。
準決勝からは2枚の変更。
コルウィルがサスペンションから戻ってチャロバーとのペアを組みます。
エンクンクに代わってジェイムスを投入。
ジェイムスは中盤でカイセドとコンビを組み、中盤の強度を高めます。
パーマーが右ウイング、ネトが左に。
パーマーは攻撃時には中に入り、ギュストが幅を取ります。
9番は加入直後とは思えない大活躍を見せるジョアン・ペドロを引き続き起用。
最大の心配だったカイセドは間に合いましたし、怪我の影響を感じさせない普段通りのスーパーな働きでした。
チェルシーがパリにどう立ち向かうが注目でしたが、最初の10分間で今日のチェルシーはやるぞ、という力強さを見せました。
強度高くマンツーマンでパリを捕まえに行き、奪ってから勢いを持って攻撃にスイッチ。
始まる前は少し心配だった右サイドでしたが、逆に右からの攻撃が冴えわたりました。
パーマーが引き付けてギュストが裏を取ることができており、また今日の試合はサンチェスからのフィードが抜群でした。
サンチェスからのキックで一発で裏を取る場面がよく見られ、チャンスを演出。
チェルシーはジョアン・ペドロとの連携からまずパーマーがシュートで放ちますが、わずかに枠を外しました。
その後、パリが落ち着きを取り戻し、攻め込まれることもありましたが、ククレジャのスーパークリアでパリに先制点は与えません。
そして、2度目のチャンスはパーマーが見逃しません。
パーマーらしさを存分に見せたGKを見て冷静なシュートでチェルシーが20分で先制。
さらに10分後にはまたしてもパーマー。
うますぎ。
シーズン後半の鬱憤を晴らすような完璧な追加点でした。
2点のリードだけでも驚きでしたが、前半だけでなんともう1点入るとは。
またしてもパーマーが高い位置でプレッシャーなくボールを受けられたことで、ジョアン・ペドロにスルーパス。
トレーニング開始して1週間ながら絶好調のジョアン・ペドロが冷静にドンナルンマの上を通して3点目。
決定的なゴールを決めました。
信じられない内容と結果でパリを3点リードとして前半を終えます。
後半は攻めるしかないパリを相手に全員がハードワークをし続けて守り切りました。
それでもゴールを脅かされることはありましたが、この日のサンチェスは神がかってました。
チェルシー加入後ベストパフォーマンスといって間違いなし。
ゴールを許す気配を感じさせませんでした。
シーズン終盤になってようやく安定したか?というサンチェスでしたが、これは覚醒したといっていいのでしょうか。
最後の最後に悪い意味でサンチェスらしいプレーが1度ありましたが、ワールドクラスでした。
信じていいのか何とも判断しづらいのですが、とにかくこの日のサンチェスはすごかったです。
本当にみんなよく戦い、エンソ、ジェイムス、ネトと疲労で交代していきましたが、交代で入ったアンドレイ・サントスなども強いメンタリティでしっかりとカバー。
ジョアン・ペドロに代わって入ったデラップも2度決定機を作り、守り一変にならないように貢献。
最終的にはパリに得点を与えることなく完封し、文句なしの優勝。
マレスカの与えたタスクを選手たちが見事に応え、若いチームが快挙を成し遂げました。
試合後にはエンソが泣いていました。ジョアン・ペドロもインタビューのとき泣いていたようです。
パリを相手にトロフィーを掲げられたことはこのチームにとって大きな収穫。
正直この試合はうまくいきすぎたかもしれませんが、新シーズンに向けて大きな自信になりました。
頼りになるストライカーが現れたこと、パーマーのサイド起用とともにギュストの復活、中盤の層の厚みが増したこと、もしかしたらGK問題決着?と多くのものが得られた大会でした。
今季は非常に多くの試合をこなしたため、ひとまず休養をゆっくりと取る必要があります。
新シーズン稼働はおよそ3週間後です。
次の試合
8月8日レバークーゼンとのフレンドリーマッチ



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