チェルシー【3-0】PSG (2025.07.13 CWC決勝)

試合結果24-25

出場選手とレーティング

レーティングは90minより

チェルシー

Chelsea (4-2-3-1): 
Sanchez 8.8
Gusto 8.4, Chalobah 6.8, Colwill 7.6, Cucurella 6.9
James (c) 7.2 (Dewsbury-Hall 78 6.2), Caicedo 7.0
Palmer 9.3, Fernandez 6.1 (Santos 61 6.6), Neto 6.7 (Nkunku 78 6.0)
Joao Pedro 7.5 (Delap 68 6.2)

Unused subs: Jorgensen, Penders, Slonina, Acheampong, Anselmino, Sarr, Tosin, Lavia, George, Guiu, Jackson

Scorer: Palmer 22, 30, Joao Pedro 43

Booked: Neto 34, Caicedo 36, Gusto 41, Colwill 82

PSG

Paris Saint-Germain: 
Donnarumma 5.7, Hakimi 5.3 (Ramos 73 5.9), Marquinhos (c) 6.0, Berlado 5.9, Mendes 6.0, Ruiz 6.5 (Zaïre-Emery 73 6.2), Vitinha 6.7, Neves 6.3, Doue 6.5 (Mayulu 73 6.1), Dembel 6.7e, Kvaratskhelia 5.9 (Barcola 59 6.7)

Unused subs: Safanov, Tenas, Kamara, Kimpembe, Lee, Mayulu, Moscardo, Zaire-Emery, Mbaye, Ramos

Sent off: Neves 86




Referee: Alireza Faghani

Crowd: 81,118

マン・オブ・ザ・マッチ

スタッツ

チェルシー→PSGの順

基礎情報


33.6 Possession % 66.4
10 Total Shots 8
5 On Target 6
4 Off Target 1
1 Blocked 1

80.7 Passing % 90.5
1 Clear-Cut Chances 1
3 Corners 5
3 Offsides 2

38.5 Tackles % 30.4
60 Aerial Duels % 40
6 Saves 2

15 Fouls Committed 12
12 Fouls Won 14
4 Yellow Cards 2
0 Red Cards 1

パス情報

8 Crosses 16
2 Through Balls 4
47 Long Balls 44
258 Short Passes 555

パス本数トップ3

  1. サンチェス、ギュスト 32
  2. コルウィル、ジェイムス 31
  3. パーマー 27

基本ポジション

感想

現在の世界最強チームであるPSGに3発取って、クリーンシートでCWC優勝!

チェルシーが世界を驚かせました。

出場選手が高い集中力でパリに立ち向かい、信じられないことをやってくれました。



準決勝からは2枚の変更。

コルウィルがサスペンションから戻ってチャロバーとのペアを組みます。

エンクンクに代わってジェイムスを投入。

ジェイムスは中盤でカイセドとコンビを組み、中盤の強度を高めます。

パーマーが右ウイング、ネトが左に。

パーマーは攻撃時には中に入り、ギュストが幅を取ります。

9番は加入直後とは思えない大活躍を見せるジョアン・ペドロを引き続き起用。

最大の心配だったカイセドは間に合いましたし、怪我の影響を感じさせない普段通りのスーパーな働きでした。




チェルシーがパリにどう立ち向かうが注目でしたが、最初の10分間で今日のチェルシーはやるぞ、という力強さを見せました。

強度高くマンツーマンでパリを捕まえに行き、奪ってから勢いを持って攻撃にスイッチ。

始まる前は少し心配だった右サイドでしたが、逆に右からの攻撃が冴えわたりました。

パーマーが引き付けてギュストが裏を取ることができており、また今日の試合はサンチェスからのフィードが抜群でした。

サンチェスからのキックで一発で裏を取る場面がよく見られ、チャンスを演出。



チェルシーはジョアン・ペドロとの連携からまずパーマーがシュートで放ちますが、わずかに枠を外しました。

その後、パリが落ち着きを取り戻し、攻め込まれることもありましたが、ククレジャのスーパークリアでパリに先制点は与えません。

そして、2度目のチャンスはパーマーが見逃しません。

パーマーらしさを存分に見せたGKを見て冷静なシュートでチェルシーが20分で先制。

さらに10分後にはまたしてもパーマー。

うますぎ。

シーズン後半の鬱憤を晴らすような完璧な追加点でした。




2点のリードだけでも驚きでしたが、前半だけでなんともう1点入るとは。

またしてもパーマーが高い位置でプレッシャーなくボールを受けられたことで、ジョアン・ペドロにスルーパス。

トレーニング開始して1週間ながら絶好調のジョアン・ペドロが冷静にドンナルンマの上を通して3点目。

決定的なゴールを決めました。

信じられない内容と結果でパリを3点リードとして前半を終えます。




後半は攻めるしかないパリを相手に全員がハードワークをし続けて守り切りました。

それでもゴールを脅かされることはありましたが、この日のサンチェスは神がかってました。

チェルシー加入後ベストパフォーマンスといって間違いなし。

ゴールを許す気配を感じさせませんでした。

シーズン終盤になってようやく安定したか?というサンチェスでしたが、これは覚醒したといっていいのでしょうか。

最後の最後に悪い意味でサンチェスらしいプレーが1度ありましたが、ワールドクラスでした。

信じていいのか何とも判断しづらいのですが、とにかくこの日のサンチェスはすごかったです。



本当にみんなよく戦い、エンソ、ジェイムス、ネトと疲労で交代していきましたが、交代で入ったアンドレイ・サントスなども強いメンタリティでしっかりとカバー。

ジョアン・ペドロに代わって入ったデラップも2度決定機を作り、守り一変にならないように貢献。




最終的にはパリに得点を与えることなく完封し、文句なしの優勝。

マレスカの与えたタスクを選手たちが見事に応え、若いチームが快挙を成し遂げました。

試合後にはエンソが泣いていました。ジョアン・ペドロもインタビューのとき泣いていたようです。

パリを相手にトロフィーを掲げられたことはこのチームにとって大きな収穫。

正直この試合はうまくいきすぎたかもしれませんが、新シーズンに向けて大きな自信になりました。

頼りになるストライカーが現れたこと、パーマーのサイド起用とともにギュストの復活、中盤の層の厚みが増したこと、もしかしたらGK問題決着?と多くのものが得られた大会でした。

今季は非常に多くの試合をこなしたため、ひとまず休養をゆっくりと取る必要があります。

新シーズン稼働はおよそ3週間後です。



次の試合

8月8日レバークーゼンとのフレンドリーマッチ

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