チェルシー【3-2】クリスタル・パレス(2020.07.07 PL34節)

試合結果 19-20

出場選手とレーティング

RatingはDaily Mailより

パレス

CRYSTAL PALACE (4-3-3): Guaita 6; Ward 6, Dann 6.5, Cahill 5 (Sakho 9min, 6), Van Aanholt 6.5; McArthur 6.5 (McCarthy 80), Milivojevic 7 (Meyer 89), Kouyate 7; Ayew 6.5 (Townsend 80), Benteke 6.5, Zaha 7. 

Subs not used: Hennessey, Woods, Mitchell, Pierrick, Riedewald.

Scorers: Zaha 34, Benteke 72.

Booked: Milivojevic.

Manager: Roy Hodgson 7

チェルシー

CHELSEA (4-3-3): 
Kepa 6.5
James 6.5, Zouma 7, Christensen 6.5, Azpilicueta 6.5
Gilmour 7.5 (Jorginho 80), Barkley 6.5 (Loftus-Cheek 65, 7), Mount 7.5
Willian 8, Giroud 7 (Abraham 65, 7), Pulisic 7.

Subs not used: Rudiger, Alonso, Rodriguez, Caballero, Hudson-Odoi, Batshuayi. 

Scorers: Giroud 6, Pulisic 27, Abraham 71. 

Manager: Frank Lampard 7.5.

スタッツ

パレス:チェルシーの順

基本情報

13 Shots 14
4 Shots on target 6
77% Pass Success  84%
63% Aerial Duel Success 37%
7 Dribbles won 13
19 Tackles 21
42% Possession 58%

パス情報

 
412 Total Passes 567
23 Crosses 23
0 Through Balls 1
63 Long Balls 65
326 Short Passes 478

パス本数トップ3

  1. ギルモア  69
  2. ズマ    66
  3. ウィリアン 60

プレーエリア

感想

最後は追いつかれたと思いましたが、ギリギリで勝ち点3を得ました。

アーセナルと引き分けたレスターを追い抜いて、チェルシーがとうとう3位に浮上!



この試合のワトフォードからの変更点は1つ。

負傷したカンテに替わってプレーしたのは、ギルモア。



パレスにとっては不運としか言いようがないケーヒル負傷の流れからジルーがゴールを決め、チェルシーが早々に先制します。

追加点も前半の半ば。絶好調のプリシッチが違いを見せて、これで試合はほぼ決まったかと思いました。



序盤の失点があったとはいえ、パレスは割と前からのボール奪取を狙っていったので、スペースが十分にありました。

前節に引き続き中盤インサイドの2枚とウイング2枚が相手守備陣に揺さぶりをかけながら、いい試合運びができていると感じていました。


しかし、ザハの衝撃的な一発が本来完勝で終わらせるべき試合を変化させました。

チェルシーとしては3点目を狙っていく中、前節と同様にエイブラハムとロフタス・チークを投入(ハドソン・オドイは入らず)。

交代策がはまって、ロフタス・チークの鮮やかなパスからエイブラハムが1月以来の待望のゴール。

それでもパレスが食らいつき、あっという間にまた1点差に。


ジョルジーニョ投入で落ち着いた試合運びになりつつありましたが、ラスト5分くらいはピンチの連続でした。

失点してもおかしくないピンチを作られましたが、ポストに助けられたり、ズマのスーパーなタックルが窮地を救いました。



本当はもっと楽に進められる試合だったはずで、課題は残りましたが、落とせない試合で勝てたのは大きいですね。

4位以内に向けてまた一歩前進しました。



カンテ負傷の穴を埋めたのがギルモアだったのは、やっぱりかという感じでしたね。

ギルモアのプレー自体悪くなく、攻守で奮闘して一定の評価はできます。

ただ、総合的に考えて、ジョルジーニョと比べてギルモアが選ばれる理由はあまりないと思います。

俊敏性ではギルモアが上ですが、他の点でジョルジーニョより優れているとはまだ思えないです。

冬からファーストチームに登録されたばかりの選手なので当たり前の話で、将来性への期待は抜群ですけど。


今のところ、ピッチ面以外の理由があると感じてしまいますね。

チルウェルやハヴェルツを狙うなら資金を捻出するする必要があるわけで、高額売却が期待できるジョルジーニョは候補になりそう。

カンテのアンカーシステムを使っていくなら、ジョルジーニョはサブにならざるを得ないでしょうし、それなら売却ってのは十分ありえる選択でしょうね。

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