出場選手とレーティング
レーティングは90minより
チェルシー
Chelsea:
Jorgensen 6.7
Gusto 5.4 (James 46 7.3) Chalobah 6.8, Badiashile 7.0, Cucurella 7.5
Fernandez (c) 8.4, Caicedo 8.2
Madueke 6.7, Palmer 8.8 (Guiu 88), Pedro Neto 7.3
Jackson 8.1 (Dewsbury-Hall 80 6.8)
Chelsea substitutes: Sanchez, Bergstrom, Acheampong, Colwill, Tosin, Amougou, Sancho, George, Nkunku
Scorers: Fernandez 65, Jackson 70, Sancho 83, Caicedo 90+1
Booked: Badiashile 55, Palmer 79, Sancho 85
レアル・ベティス
Real Betis:
Adrian 4.9; Sabaly 5.5, Natan 5.8, Bartra 5.4, R.Rodriguez 6.2 (Perraud 46 6.2); Cardoso 5.8 (Lo Celso 85), Isco (c) 7.5, Fornals 5.8 (Altmira 85); Anthony 7.0, Bakambu 6.0, Ezzalzouli 7.7 (J.Rodriguez 54 6.3)
Real Betis substitutes: Vieities, Gonzalez, Perraud, Ruibal, Mendy, Ortiz, Flores, Garcia
Scorers: Ezzalzouli 9
Booked: Anthony 88
マン・オブ・ザ・マッチ

スタッツ
レアル・ベティス→チェルシーの順
基礎情報
33.6 Possession % 66.4
13 Total Shots 11
3 On Target 7
6 Off Target 1
4 Blocked 3
77 Passing % 86.7
1 Clear-Cut Chances 2
4 Corners 4
0 Offsides 3
50 Tackles % 46.7
53.3 Aerial Duels % 46.7
3 Saves 2
16 Fouls Committed 12
9 Fouls Won 14
2 Yellow Cards 3
0 Red Cards 0
感想

前半は苦しい内容でしたが、後半1点入ってからはチェルシーの勢いが止まりませんでした。
合計4点をあげてカンファレンスリーグの初タイトルを獲得!
これでチェルシーはヨーロッパすべてのタイトルを獲得。
若いチームにとって非常に価値あるタイトルですし、CL優勝以降、オーナーも代わって長い間苦しい時間が続いていたクラブにとってもようやく得られたトロフィーです。
週末の試合からは5枚変更。
GKはヨルゲンセンがカンファレンスリーグで引き続きの先発。
ライトバックにはギュスト、センターバックはチャロバーとバディアシルのペア。
リーグ戦サスペンションだったジャクソンがサンチョに代わって入りました。
ジェイムスの連続出場を避けるためギュストを使ったことで、攻撃時はギュストが中に入り、ククレジャが基本的には最終ラインに残ります。
前半はベティスのゲーム。
チェルシーはほとんどいいところがありませんでした。
イスコを中心にベティスにゲームを握られ、ベティスが中を固く閉ざしたこともあるとはいえ、チェルシーのミスが目立ちました。
ジャクソンやその下のパーマー、エンソにボールを渡せずにロストする場面が多かったです。
特に中盤に入ったギュストのパフォーマンスの低さが非常に気になる前半でした。
10分前の失点の場面でも、中でギュストのパスが引っ掛けられてやられました。
その後もパスミス、守備対応で後手に回る場面など2失点目に繋がりかねない危うい場面が見られました。
ただ、ヨルゲンセンの好セーブも含めて、うまくいかなかった前半を1失点で抑えきったことが、後半の巻き返しに繋がりました。
後半頭からは、ギュストに代わってジェイムスを投入。
役割は前半のギュストと大きくは変わりませんでしたが、ジェイムス投入で守備の安定感がぐっと増したことで、攻撃もスムーズにました。
また、前半消えていたパーマーがスペシャルなプレーで試合を変えました。
前半よりもワイドな位置でボールを持てたことで、持ち味をより出せました。
まずはエンソへのドンピシャのクロスで同点ゴールを演出すると、ボックス脇での巧みなドリブルからジャクソンへの正確なクロスで逆転ゴールも生み出しました。
逆転からは落ち着いて試合を進められました。
去就がわからない(個人的には買い取りでいいと思っています)途中出場のサンチョが決定的な3点目。
さらにATにカイセドが4点目のゴール。
シーズン最優秀選手のご褒美となるゴールも生まれ、優勝を決めました。
ある意味今季らしい低調な前半から、後半巻き返しての優勝。
内容に乏しい45分間でしたが、選手交代を活用して試合をひっくり返しました。
カンファレンスリーグの優勝も達成したことで、トップ4でのCL出場権とカンファレンスリーグ優勝という今季の目標は見事に達成。
マレスカ、選手たちもシーズンを通して疑問を持たれるときがありましたが、結果で実力を示しました。
リーグ史上最年少のメンバー構成でやり遂げたことを踏まえれば、今後に向けては明るいことだらけです。
来季こそは大きく浮上できるシーズンを期待したいです。
そのためにはこれからの移籍マーケットが重要です。
サンチョの去就は数日内で決めるようで、ストライカーの獲得も早めに決めたいところ。
デラップ獲得に向けて順調と言われているため、期待したいですね。
あとは、GKも最低限補強が必要です。
2週間ちょっとするとCWCも始まります。
アンドレイ・サントス、パエス、ペンデルスなどローンバック、新獲得の選手も合流します。(エステヴァンはパルメイラスで出場)
CWCのメンバーになるかわかりませんが、ペトロヴィッチやヴェイガ、チュクエメカ、ウゴチュクといった選手たちの処遇も決めなければなりません。
いったんカンファレンスリーグ終了でシーズンの区切りとはなりますが、移籍動向は忙しい時期が続きそうです。
次の試合
6月17日(火)4時キックオフでクラブワールドカップ初戦(対戦相手未定)



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