トモリのミランへの買取オプション付きローン移籍について

移籍20-21

昨シーズンの後半からほとんど出場機会が得られていないトモリは、今冬ミランへのローン移籍の報道が加熱しています。

ローン期間は18ヶ月の見込み。

ローン料は、ミラン側は€1mを提示しましたが、チェルシーが要求する€3mになるようです。

ミラン側は、買取オプション付きのローンを希望しており、現在はその金額について調整中。

チェルシーは€30mを希望していますが、ミランは€25mでのオプションを希望していると言われています。

早ければ月曜日にも交渉がまとまります。


買取オプションがどの程度になるのか次第ですが、ミランへのローンはほぼ間違いなさそう。

現状として、問題点はトモリがミランのレギュラー陣からポジションを奪えるとはちょっと思えないんですよね。

おそらくミランは、ロマニョーリとケアーのバックアップとして、またケアーは31歳なので若手がほしいという事情があるのだと想像します。

チェルシーでの5番手より優先度は高くなるでしょうが、セリエA首位のクラブであって、国外のクラブでもあるので、今季はローンしてもチャンスがそうそうあるようには思えません。

来季以降の準備と割り切るという考えなのかもしれませんが。



セリエAでの経験はディフェンダーにとってプラスになるでしょうが、ミラン行きがそんなにいい条件には思えません。

かなり高額な買取料になり、仮に買取オプションを行使するような活躍を見せるのであれば、チェルシーでもレギュラー争いできるレベルになっているはずです。

アカデミー出身でイングランド代表にまでなったという付加価値があるので、買取オプション付きでのローンはチェルシーにとっては好ましくない条件だと感じます。

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