チェルシーは、レバークーゼンからドイツ代表のハヴェルツ(21歳)を獲得したことを発表しました。
契約期間は、5年。
移籍金は、報道機関によってさまざま出ています。
ケパの移籍金£71.6mを超えたクラブレコードと報じているところもあれば、アドオンを加えても£70m程でケパを超えないと書いているところも。
いずれにせよレバークーゼンが当初提示した€100mの移籍金よりは、だいぶディスカウントしての獲得に成功したと見ていいでしょう。
ハヴェルツは、2016年にレバークーゼンでデビューすると、これまでリーグ戦118試合に出場し、36ゴール15アシストを記録。
昨シーズンは、30試合で12ゴールを記録しています。
この年代で最も有望な選手の1人です。
順調にステップアップすれば、バロンドールを取れるレベルのポテンシャルを持っている選手であり、そういう選手が穫れるチャンスがあれば、全力で取りに行くべきだと思っているので、嬉しい補強です。
同じ21歳でチェルシーに加入したアザールとは加入前の実績が違いますが、同等以上の選手になることを期待しています。
果たしてランパードがハヴェルツをどこで使うんでしょうか。
ハヴェルツは、トップ下、ウイング、また最前線でのプレーもできます。
前線の選手は相当豊富な選択肢となりました。
マウント、ロフタス・チーク、バークリー、プリシッチ、ツィエク、ハドソン・オドイ、ヴェルナー、エイブラハム、ジルーにハヴェルツを加えて、ここから3,4選手が選ばれる感じでしょうか。
嬉しいことですが、ランパードは選択肢の多さに悩むことになりそうです。
これで、開幕前にツィエク、ヴェルナー、チアゴ・シウバ、チルウェル、ハヴェルツと即戦力5人を補強し終えました。
ここまでの補強は、想像以上の大成功ですね。
個人的にはこれで終わっても十分ですが、もう1,2選手は取る可能性があります。
可能性が高そうなのはメンディーを獲得して、ケパとしっかり競わせる体制を作ること。
カバジェロの年齢を考えて、来季以降のことを踏まえるなら、£25m程度で穫れるならば悪くないと思います。
今後は、余剰戦力の放出を行うのがより優先度が高くなるでしょう。
ひとまず、バカヨコは€30mの買取プション付きのローンでミラン移籍が間もなく決まりそうです。
ザッパコスタ、エメルソン、モーゼス、ドリンクウォーター、バチュアイの買い手も早めに見つけたいですね。
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