出場選手とレーティング
レーティングは90minより
チェルシー
Chelsea:
Sanchez 6.7
Gusto 7.5, Chalobah 8.2, Colwill 7.5, Cucurella 7.5
Andrey Santos 7.5 (Essugo 90+1) Enzo 7.3
Neto 7.7 (Dewsbury-Hall 87), Palmer 8.0, Nkunku 6.6 (Madueke 55 6.5)
Delap 6.0 (Joao Pedro 55 7.0).
Substitutes not used: Jorgensen, Penders, Slonina, Acheampong, Tosin, Anselmino, Sarr, George, Guiu, Jackson
Goalscorers: Palmer 16, Weverton (og) 83
Booked: Delap 45+3, Gusto 41, Colwill 86
パルメイラス
Palmeiras:
Weverton 5.9, Vanderlan 5.7, Bruno Fuchs 6.0, Micael 6.9, Agustín Giay 5.2, Emiliano Martínez 6.5 (Moreno 76 6.0), Richard Ríos 7.0 (Raphael Veiga 85), Facundo Torres 5.9 (Paulinho 67 6.1), Allan 6.1 (Mauricio 67 6.1), Estêvão 7.0, Vitor Roque 6.2 (Lopez 76 6.0)
Substitutes not used: Mateus, Marcelo Lomba, Marcos Rocha, Felipe Anderson, Mayke, Lucas Evangelista, Luighi, Naves, Thalys, Benedetti
Goalscorers: Estevao 53
Booked: Rios 78
マン・オブ・ザ・マッチ

スタッツ
パルメイラス→チェルシーの順
基礎情報
37.3 Possession % 62.7
7 Total Shots 19
2 On Target 6
2 Off Target 6
3 Blocked 7
80.8 Passing % 87.4
1 Clear-Cut Chances 1
3 Corners 10
3 Offsides 0
55 Tackles % 77.8
20 Aerial Duels % 80
5 Saves 1
14 Fouls Committed 16
15 Fouls Won 14
1 Yellow Cards 3
0 Red Cards 0
パス情報
12 Crosses 14
0 Through Balls 3
53 Long Balls 23
245 Short Passes 475
パス本数トップ3
- コルウィル 98
- ククレジャ 67
- エンソ 60
基本ポジション

感想

エステヴァンが大活躍を見せつつチェルシーが準決勝進出を決めるという、チェルシー側からすれば最高の形で勝利。
2点目が遠く苦しみましたが、チェルシーが突破にふさわしい内容でした。
ベンフィカ戦からは4枚の変更。
ギュストがライトバックに入り、バディアシルに代わってチャロバー。
サスペンションのカイセド、軽いけがで離脱したラヴィアに代わってジェイムスを中盤起用し、エンクンクを左サイドでプレーさせました。
しかし、ジェイムスがウォーミングアップ中に違和感を感じたため予防措置として出場を回避。アンドレイ・サントスがチェルシーでの初先発となります。
アンドレイ・サントスは中盤の底でプレーしました。
パーマーは左サイドからトップ下にスイッチし、トップは引き続きデラップ。
出場するかわからなかったネトは、強い気持ちを持って先発。称えられるべきです。
前半は完全にチェルシーのゲーム。
最終ラインやアンドレイ・サントスから中へのパスを比較的簡単にいれることができ、パーマーがゲームを作ることができました。
エリア付近でパーマーがボールを触れられたことで決定的なチャンスを幾度か演出。
開始から15分すぎに自ら巧みなプレーを見せ、先制点をゲット。
流れの中からのパーマーのゴールは結構久しぶりだったと思います。
パーマーの巧さを存分に発揮できた前半でした。
エンクンクの決定機を含め、追加点のチャンスは十分にありましたが、あと少しで決まりませんでした。
パルメイラスの攻撃は、エステヴァンを含めて概ね抑えることができており、前半はあまり心配になる局面はありませんでした。
後半はチェルシーの攻撃が前半ほどうまくはまりませんでした。
疲労はもちろんあったと思いますし、パーマーがいい位置でボールを受ける局面が減りました。
一方、エステヴァンが攻撃に絡む場面が増え、53分には角度がなくシュートはないだろうと思えたところから、右足で強烈なシュート。
サンチェスは反応できず、同点ゴールを許します。
パーマーが前半は才能を見せましたが、後半はエステヴァンが特別な才能を見せました。
追いつかれたチェルシーはエンクンクとデラップに代わって、マドゥエケとデビューとなったジョアン・ペドロを投入。
デラップの交代はジャクソンかと思いましたが、加入早々のジョアン・ペドロを起用。
ジョアン・ペドロは出してもラスト10分くらいかと思っていましたので、予想外でした。
交代投入のこの2人がかなり効いていました。
マドゥエケが入ったことで単独突破の選択肢が生まれ、ジョアン・ペドロはポストプレーでも自ら運ぶことも何でもできました。
いつ勝ち越しゴールが生まれるかで時間が過ぎていく中、予想外の形で勝ち越し。
ギュストのシュートが相手にわずかにあたり、それをキーパーが処理しきれずにネットに入りました。
ラッキーなゴールだと思いますが、終盤に待望のゴールが生まれたことで、チェルシーの突破がほぼ確実に。
残り時間はKDHとエスーゴを投入して守備を固めつつ、前線のジョアン・ペドロ、マドゥエケ、パーマーが高い位置でボール奪取&持ち運びができたことでパルメイラスにチャンスを作らせることなく、ゲームを終わらせました。
エステヴァンの素晴らしいプレーがありましたが、総合的にチェルシーがいい試合内容を見せ、納得の勝ち上がり。
新加入のジョアン・ペドロはバカンスから戻ったばかりでしたが、体のキレがあり、驚くべき活躍でした。
評判を落としているジャクソンにとっては、強烈なライバルが現れました。
デラップが次はサスペンションのためどちらを使うかですね。
普通に考えればさすがにまだジャクソンかと思いますが、今日のジョアン・ペドロを見れば先発も全然ありそうなパフォーマンスでした。
急遽先発となったアンドレイ・サントスも素晴らしいパフォーマンス。
マレスカはアンドレイ・サントスを8番で見ていると言われていますが、6番でも見事でした。
タフな守備をみせつつ、球出しでも前に積極的に出していました。
プレー判断のスピードはもうちょっと改善の余地がありそうですが、能力の高さを十分に示しました。
次はフルミネンセとの準決勝。
チアゴ・シウバとの対戦ということでまたしても非常に楽しみな一戦です。
次の試合
9日(水)4時キックオフでフルミネンセ戦



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