チェルシーはブライトンを率いていたポッター(47歳)がチェルシーの監督に就任することを発表しました。
契約期間は5年。
監督での契約期間としてはこれまで例がないような長期契約(2005年のモウリーニョ以来(2年→5年に更新))。
ブライトンには2100万ポンドを超える補償金を支払っています。
ポッターとともにアシスタントであるビリー・リード、トップチームのコーチであるビョルン・ハムバーグとブルーノ、GKコーチのベン・ロバーツ、リクルート部門のカイル・マコーレーも加わる予定。
ポッターは選手としては、下部リーグのストーク、ウェストブロム、ヨークでサイドバックとしてプレー。
2010年からはスウェーデンのエステルスンドFKで監督としてのキャリアをスタートし、スウェーデンサッカー4部リーグから1部に導き、2017年のスウェーデンカップ優勝とヨーロッパリーグのノックアウトステージに進出しています。
ヨーロッパリーグではエミレーツでアーセナルを破って話題になりました。
その後、2018年6月にスウォンジーでチャンピオンシップのチームで1シーズンを過ごし、2019年5月にヒュートンの解任に伴いブライトンへ移っています。
ポッターはその後、3シーズンの指揮でブライトンを15位、16位、9位に導いています。
昨シーズンの9位はブライトンのクラブ史上最高の成績。
今季は主力が抜けながらもプレミアリーグ6試合で4勝1分け1敗とし、4位に付けています。
非常に期待されている監督を連れてくることができました。
また、ポッターが信頼するスタッフも連れてくることができ、特にリクルート担当のマコーレーとは長い間信頼関係を築いているようです。
ブライトンを時間をかけて好印象なクラブに変えており、その手腕をチェルシーでも発揮してほしいところ。
とはいえ、ビッグクラブでの指導は初めてであり、CLとの両立や周囲の強いプレッシャーなど経験したことがない課題を克服しなければなりません。
すぐに結果を出すことを期待したいのですが、そううまくいかないのを前提にしてサポートし続けられるかでしょう。
土曜日ランチタイムキックオフのフラム戦から指揮を執る予定ですが、エリザベス女王が亡くなったことにより延期の可能性が高まっています。
すぐにCLも控えており、少しでも準備期間を増やせるのであれば正直ありがたいところ。
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