チェルシーはシャフタール・ドネツクに所属するムドリク(22歳)の獲得が確実になりました。
シャフタールがチェルシーとの合意にとても近づいていることを発表し、チェルシーも交渉を認めています。
ムドリクはすでにロンドンに着いており、日曜にメディカルチェックを経て、正式に入団します。
今日のクリスタル・パレス戦のスタンドで見られるかも。
移籍金は£62mでアドオン込で最大£88.5mになると言われています。
契約期間は7年半。
ウクライナ人のウインガーは、今季はリーグ戦で12試合7ゴール、CLでも3ゴールを決めています。
ウクライナ代表としては2022年にデビューし、8試合出場。
昨シーズンの初めの時点では移籍金が£1m以下の価値だったのが、CLでの活躍などで急騰。
アーセナル移籍について相思相愛と言われていましたが、チェルシーがハイジャックで獲得へ。
チェルシーが獲得に動いていることは知られていましたが、本当にアーセナルから奪う形で獲得することを望んでいた人はどれほどいたでしょうか。
ローン移籍を含めてウクライナリーグでこれまで49試合(9ゴール)しか出場実績のない選手に対して破格の値段(アドオン込みでクラブ歴代2番目!)であり、フェリックスを獲得した中で補強すべきポイントは他にありました。
とはいえ、獲得するならば、非常に楽しみな選手ではあります。
爆発的なスピードを持っていて、中へのカットインでのゴールも得意なよう。
プレミアでどこまで通用するか未知数で、適応には時間がかかるかもしれませんが、移籍金に見合うような活躍を期待せずにはいられません。
他クラブに移籍が決まりそうながらチェルシーに来たといえば、同じシャフタール出身のウィリアン(アンジからの移籍ですが)がいます。
ウィリアン以上の活躍は期待したいところ。
ムドリクが決まったら、次は誰に行くのか。
テュラムやマドゥエケの話は見られますが、前線はもういいでしょう。
ムドリクにここまで出せるのであれば、エンソに費やしてほしかったと思うわけで。
前線にタレントを獲っても、今の得点力不足の根本的な解決にはならないように思えません。
現状、前線の選手は難しい状況で仕掛けなければならず、リズムを崩して自信を失う・・・という負のスパイラルに陥らないことを願いたいです。
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