グループステージが終了し、決勝トーナメントが始まりました。
チェルシー勢でグループステージ敗退となったのは、スコットランドのギルモアのみ。
他は、すべて決勝トーナメントに進出していますが、ウェールズはすでにデンマークとの対戦で敗退済みです。
アンパドゥについては、3戦目で初先発のチャンスを得ました。
3バックの真ん中でのプレーですが、攻撃時は中盤まで上がってのプレーを行っており、戦術上のキーマンとしていいプレーを見せていました。
しかし、厳しい判定だったと思いますが、一発レッドを受けて決勝トーナメントでのプレー機会を失いました。
そのウェールズと対戦したのがデンマーク。
ウェールズ戦前のグループ3試合目のロシア戦は、非常にエキサイティングな試合でした。
グループステージのベストゲームだと思います。
コヴァチッチ以上に得点の匂いがしないクリステンセンが、まさかのスーパーミドルで3点目を奪った瞬間は最高でした。
大逆転でグループ2位突破を決め、勢いがつく好ゲームでした。
元々とてもいいチームづくりをしていて要注目のチームでしたが、さすがにエリクセンのアクシデント後では難しい状況に陥ると思っていました。
それでもよく勝ち上がりましたね。
そして、ウェールズ戦ですが、完全にデンマークの力が上回っていました。
クリステンセンもデンマークにおける戦術上のキーマンですね。
3バックの右でプレーを始めましたが、ウェールズのゲーム運びでシステムを変えると、中盤でプレー。
点を重ねた後は再び右CBとしてプレー。
点を取った勢いもあり、より好プレーを続けています。
デンマークは今後も楽しみですね。
グループ2戦で一気に優勝候補まで浮上しているイタリアの第3戦は、ジョルジーニョ、エメルソンともに先発。
ジョルジーニョは途中交代。
エメルソンもプレーしましたが、スピナッツォーラが良すぎるので今後も基本チャンスはないでしょう。
決勝トーナメントのオーストリア戦、これも好ゲームでした。
面白かったです。
ジョルジーニョは120分間プレー。
オーストリアは面白さはありながらも、アラバが万能すぎて逆に戦い方が定まっていない印象でしたが、ウクライナ戦で手応えを得たんじゃないでしょうか。
アラバはレフトバックでプレーさせ、中盤は走れて戦える選手たちが揃っていました。
イタリア圧倒有利という予想が多かったと思いますが、最終的にVARがなければ、イタリアを倒していたかもしれません。
オーストリアもここで敗れるにはもったいないチームですが、今のイタリアはまだまだ見たい魅力的な試合をしています。
ベルギーでは、バチュアイが途中で出場チャンスを得ました。
アザールが先発でプレーし、コンディションが上がりつつある印象。
ベルギーも優勝候補であることに疑いなし。
イングランドは、チルウェル、マウントが出場できず、ジェイムスもチャンスがありませんでした。
チルウェル、マウントは決勝トーナメントで復帰できるかもしれないようですね。
クロアチアは、第3戦でなんとか突破を決めました。
コヴァチッチは先発でプレー。
コヴァチッチは窮屈そうにプレーを続けているような印象ですが、決勝トーナメントではどうなるでしょうか。
スペインでは、アスピリクエタが初先発。
そして、大勝。
フランスはカンテのみ出場。
ベンゼマが2点決めてしまったので、ジルーは厳しいですね。
ドイツでは、ハヴァーツが得点。
ヴェルナーも途中出場で、ゴレツカのゴールに繋がるきっかけは作りました。
決勝トーナメントでは好カード満載ですが、中でもベルギー対ポルトガル、イングランド対ドイツはやはり注目なのでしょう。
個人的には、ポルトガルとイングランドはあまり興味を持てません(チェルシーの3選手しか興味がない)が、その見方を変えてくれることを淡く期待しています。
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