レアル・マドリー【1-1】チェルシー(2021.04.27 CL SM 1st)

試合結果20−21

出場選手とレーティング

レーティングはDaily Mailより

レアル・マドリー

Real Madrid: Courtois 7, Carvajal 6 (Odriozola 77), Militao 6.5, Varane 6, Nacho 6, Marcelo 5.5 (Asensio 77), Modric 6,5, Casemiro 6, Kroos 6.5, Vinicius Jr 6 (Hazard 66 6), Benzema 7 (Rodrygo 90+2)

Subs not used: Lunin, Isco, Mariano, Altube, Arribas, Blanco, Gutierrez

Goals: Benzema 29 

Bookings: Kroos, Marcelo, Varane, Odriozola

Manager: Zinedine Zidane

チェルシー

Chelsea: 
Mendy 6.5
Christensen 6.5, Silva 6.5, Rudiger 7
Azpilicueta 6.5 (James 66 6),Chilwell 7, Kante 7, Jorginho 8
Mount 7, Pulisic 7.5 (Ziyech 66 6), Werner 5.5 (Havertz 66 6)

Subs not used: Arrizabalaga, Alonso, Abraham, Caballero, Zouma, Giroud, Hudson-Odoi, Gilmour, Emerson

Goals: Pulisic 14 

Bookings: Pulisic 

Manager: Thomas Tuchel

スタッツ

レアル・マドリー→チェルシーの順

基礎情報


9 TOTAL ATTEMPTS 12
1 ON TARGET 5
5 OFF TARGET 3
3 BLOCKED 4
1 WOODWORK 0
4 CORNERS 6
2 OFFSIDES 2


Performance
52% POSSESSION 48%
88% PASSING ACCURACY 90%
599 PASSES ATTEMPTED 579
529 PASSES COMPLETED 523
103.2 DISTANCE COVERED (KM) 107.2

Defending
28 BALLS RECOVERED 45
2 TACKLES 15
4 BLOCKS 3
20 CLEARANCES COMPLETED 9

Disciplinary
5 YELLOW CARDS 1
0 RED CARDS 0
11 FOULS COMMITTED 9

パス情報

12 Crosses 19
0 Through Balls 2
55 Long Balls 38
538 Short Passes 527

パス本数トップ3

  1. ジョルジーニョ  91
  2. リュディガー   69
  3. クリステンセン  59

基本ポジション

感想

前半の内容を考えれば、勝ちたかった試合。

それでもアウェイで得点を奪い、上出来の結果を得てブリッジに戻ることができます。



週末のウェストハム戦からのメンバー変更はなし。

アスピリクエタを右WBで起用。

最前線にはヴェルナー、守備時にはプリシッチとの2枚っぽいときも。



前半開始から20分くらいは、チェルシーが圧倒。

チェルシー対策として3バックの布陣で挑んできたマドリーでしたが、その効果を発揮させることなく怒涛の攻め。

2列目のマウント、プリシッチが楽に前を向ける展開だったため、そこから縦横自由に攻撃を組み立てることができました。



開始早々にヴェルナーへの決定機が2回訪れますが、ゴールに結びつきません。

それでも、それからすぐにプリシッチがリュディガーのロングパスに抜け出し、巧みにクルトワをかわして先制点を決めます。

10分ちょっとでの得点は予想していませんでしたが、圧倒している時間帯にしっかりと得点を取れました。

その後はマドリーの修正によって、やや勢いが落ちたものの前半はチェルシーが2、3点奪えるチャンスがありました。

アスピリクエタの積極的な裏抜けがあったり、マウントやプリシッチにカンテが絡んできたりといろんな術を使って、魅力的な攻めを見せました。

いい時間がほとんどだった前半でしたが、CKの流れからワンチャンスをベンゼマに決められて追いつかれてしまいました。

前半の内容はほぼ理想通りの試合だったので、悔やまれるスコアでした。



後半は、チェルシーがボールを持ちつつも、前半と異なりテンポいい攻撃はなかなかありませんでした。

マウント、プリシッチが前を向くためのスペースが消され、縦パスが入りづらくなった印象です。

3枚替え後は勢いを少し取り戻しましたが、あまり点が入る気配は消えてしまいました。

しかしながら、守備組織はしっかりとしていましたし、追加点を与えないという最大のミッションは成功。

試合を通して、ボックス内でのピンチはほとんどなかった記憶で、セットプレーやボックス外からのミドルに脅威を感じたくらい。

まあそれだけでも決められてしまうのがこのレベルなんでしょうけど、基本的にはこれまで通りよく守ることができていました。



理想とはいえませんが、手応えを十分感じた1stレグで、有利な結果を得られたことを前向きに捉えたいです。

2ndはマドリーもラモス含め欠場者の復帰の可能性があるため、より怖さが増すかもしれません。

それでも、しっかりとした守備をベースにこれまでやってきた試合運びをできれば、突破の可能性は十分以上あるでしょうから期待したいです。

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