出場選手とレーティング
レーティングはDaily Mailより
チェルシー
Chelsea (3-4-1-2):
Mendy 7
James 8, Thiago Silva 7.5, Rudiger 8.5
Loftus-Cheek 7 (Saul 106 6), Kante (c) 8 (Ziyech 99 5), Kovacic 7.5 (Jorginho 106 6), Alonso 7.5
Mount 8.5
Havertz 7.5, Werner 8.5 (Pulisic 83 6)
Unused subs Arrizabalaga, Bettinelli, Azpilicueta, Chalobah, Christensen, Sarr, Vale,
Scorers Mount 15, Rudiger 51, Werner 75
Booked James 10, Ziyech 102, Havertz 109, Tuchel 113, Azpilicueta 113
レアル・マドリー
Real Madrid (4-3-3):
Courtois 6; Carvajal 6, Nacho 5.5 (Lucas Vazquez 88), Alaba 6.5, Mendy 5.5 (Marcelo 78 6); Kroos 7 (Camavinga 73 7), Casemiro 6 (Rodrygo 78 7.5), Modric 8; Valverde 6, Benzema (c) 7.5, Vinicius Junior 7 (Ceballos 115 6)
Unused subs Lunin, Toni Fuidias, Mariano, Marin, Bale, Asensio, Jovic.
Scorers Rodrygo 80, Benzema 96
Booked Benzema 37, Valverde 68, Camavinga 90+2, Carvajal 118
Referee Szymon Marciniak from Poland
Crowd 59,839
スタッツ
レアル・マドリー→チェルシーの順
基礎情報
43 Possession (%) 57
10 Total attempts 29
46 Attacks 90
1 Corners taken 10
85 Passing accuracy (%) 89
487 Passes completed 669
572 Passes attempted 753
45 Balls recovered 44
0 Offsides 1
4 Saves 2
141.8 Distance covered (km) 148.5
4 Yellow cards 5
0 Red cards 0
パス情報
10 Crosses 26
0 Through Balls 1
80 Long Balls 52
508 Short Passes 697
パス本数トップ3
- リュディガー 104
- コヴァチッチ 98
- カンテ 88
基本ポジション
感想
圧倒的不利な状況でスタートした2ndレグであと少しのところまで迫りましたが、惜しくもここで敗退。
非常に悔やまれる結果となりましたが、同時に周りの予想を覆す見事な試合をしてくれたことへの満足感も得られた一戦となりました。
1stレグとの変更は3枚。
クリステンセン、ジョルジーニョ、プリシッチが外れ、ロフタス・チーク、コヴァチッチ、ヴェルナーがスタメンに。
ヴィニシウス対策として、ジェイムスを当てました。
システムは、守備時には4312のような感じですが、攻撃時はアロンソが高い位置を取り、3バック気味になっていました。
サウサンプトン戦に引き続き、ロフタス・チークが右サイドでファジーなポジションを取ります。
最低でも2点が必要なチェルシーは大胆にリスクを取ってスタート。
1stレグでやられた右サイドはジェイムスが厳しく見る一方で、左サイドはかなり高い位置を取り、リュディガーもすきを見ては高い位置まで上がっていきます。
右サイドはロフタス・チークが鍵になっていて、カゼミロの脇を狙います。
ロフタス・チークのパフォーマンスは本来のものではありませんでしたが、あのポジションにいて牽制させることが重要でした。
前ではハヴァーツとヴェルナーがツートップ気味で、サウサンプトン戦で結果を出したヴェルナーが相手ラインを引っぱるいい動きを続けました。
チェルシーとしては、非常にいい時間帯に点を取る事が出来たのがよかったですね。
前半のうちに1点を取れればわからないかなと思っていましたが、比較的早い時間帯にマウントのゴールで先制。
これでどうなるかわからない試合に変えました。
後半からは左サイドをより積極的に活用。
高い位置のアロンソに加え、コヴァチッチの持ち運びも増え、マドリーの守備を攻略していきます。
CKからリュディガーが決め、合計スコアで同点に追いつくとチェルシー逆転の機運が高まりました。
アロンソのゴールはハンドで惜しくも取り消されましたが、逆転する雰囲気しか感じられず、ヴェルナーがここで重要なゴールを決めてとうとう逆転。
チェルシーの大逆転突破が目の前まで来ましたし、ほとんどそうなる可能性すら感じていました。
しかし、一瞬のすきをモドリッチにやられて追いつかます。
ただ、チェルシーが再度得点を奪うチャンスがあり、プリシッチに2度決定機がありましたが、決められず。
ヴェルナーからプリシッチの交代がだいぶブレーキになってしまいました。
延長戦突入後は先に失点してしまったのがすべてですかね。
ハヴァーツやジョルジーニョにチャンスがありましたが、あと少しゴールまでは届きませんでした。
今シーズンの中でも最高のパフォーマンスの1つを見た満足感はありますが、リバプール戦同様にあと少し足りませんでした。
できる限りのことをこの試合で見せてくれたトゥヘルや選手たちを讃えたいですが、悔やまれるのは1stレグですね。
あの試合をもう少し今回のような気持ちでいけば、違う結果になっていたかなと思います。
今回得られたこと、反省すべきことは今季の残りの試合や来季に向けて活かせるでしょう。
チェルシーとしてはもう切り替えて、しっかりとCL出場権の確保、週末のFA杯でタイトルを奪うべく決勝進出を決めなければなりません。
次の試合
18日(月)0時半キックオフでFA杯準決勝のクリスタル・パレス戦
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