2017年1月、チェルシーはスタンフォード・ブリッジの収容人数を最大6万人に増やす再開発について、全会一致で評議会の承認を得ていました。
チェルシーはマッチデー収入の面で他のビッグ6などに大きく遅れを取っていたため、10億ポンドをかけての新スタジアム計画を望んでいました。
しかし、アブラモビッチが事実上国外追放されたことや近隣住民との問題など、計画実施にあったって「好ましくない投資環境」となっていたため新スタジアム計画は棚上げされていました。
チェルシーによると、スタンフォード・ブリッジの再開発許可が3月31日に切れるため、再開発は行われないことを発表しました。
一方で、経済状況が改善されれば新スタジアムの建設を検討するとの発表もしています。
驚きではありませんが、チェルシーとしては財政基盤を強化する上で大きな課題がスタジアムですね。アブラモビッチはかねてよりキャパ拡大を希望していますが、なかなかうまくいきません。
さらに、コロナ問題による経済的不確実性が高まっていることもあって、当分動くこともなさそうなのかと思いますね。
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