EVERTON [1-2] CHELSEA (AET) (CC)

Everton (4-1-4-1): Mucha; Neville (c) (Hibbert h-t), Heitinga, Distin, Baines; Fellaini; Drenthe, Cahill, Rodwell (Stracqualursi 78), Bilyaletdinov (Coleman 80); Saha.
Unused subs Hahnemann, Barkley, Osman, Vellios
Goals Saha 83
Booked Fellaini 19, Drenthe 74
Sent off Drenthe 106
Chelsea (4-3-3):
Turnbull
Ivanovic, Alex, David Luiz, Bertrand
McEachran (Mikel 63), Romeu, Malouda (c)
Anelka, Lukaku (Cech 59), Kalou (Sturridge 85)
Unused subs Ferreira, Lampard, Mata, Torres
Goals Kalou 38, Sturridge 116
Booked Alex 22, Mikel 75
Sent off Turnbull 58
Attendance 23,170
Referee Lee Mason
Player Rating (SkySports Your Rating)
Ross Turnbull 4.6
Branislav Ivanovic 7.1
Alex 6.2
Ryan Bertrand 7.4
David Luiz 7.4
Oriol Romeu 7.8
Florent Malouda 6.7
Josh McEachran 7.4
Salomon Kalou 5.9
Nicolas Anelka 5.5
Romelu Lukaku 7.3
Petr Cech 9.1
Mikel John Obi 7.3
Daniel Sturridge 8.7
10人での厳しい試合でしたが、延長戦の末勝利し、ベスト8に。
前半は、ジョシュがヘイティンガに倒されPKをゲットしましたが、アネルカが外し得点にならず。しかし、カルーの何でもないようなシュートをムハがキャッチミスし、そのまま入りチェルシーが先制しました。
後半10分過ぎに、ターンブルが相手を倒し一発退場＆PK献上をしてしまいますが、交代で入ったツェフがベインズのキックを止めピンチを防ぎました。
10人になってしまい、押される時間が続いたものの何とか耐えしのぎ、このまま終えれるかと思ったところでサハにいつものようにやられてしまい延長戦に。
延長戦での大きなポイントとなったのは、ドレンテの退場。これでチェルシーが一気に攻めかかりました。PK戦が見えたところで、マルダのミドルシュートをキーパーがはじき、それをスターリッジが詰めて勝負あり。
苦しい試合をものにしました。
チェルシーは前回に引き続き退場者が出てしまいましたが、絶対に勝つんだという強い気持ちで戦うことができていました。ボアスの指導の下、だんだん自分たちのプレーにも自信が付いているのでしょうか、いい傾向ですね。
ターンブルはやはりちょっと物足りなさが出てしまいます。好セーブも何度かあったのですが、もっと安定したプレーをしてもらわないと控えキーパーとして不安です。退場してしまったのもそうですが、パス回しの部分でもリズムが悪いので何とかしてもらわないと。
オリオルは非常に良かったと思います。10人になってミケル投入後は、1列上がり前に出ていく場面が何度かありました。それでもボールを失わずにキープしたり、あるいはコーナーに逃げたりと、テクニックと状況判断の良さを見せてくれました。もう少し実戦を経験すれば、冬以降十分な戦力になるかもしれませんね。
バートランドはまずまず。簡単にクロスを上げさせていたような気もしますが、攻撃面ではアネルカへの決定的なパスを上げたりと悪くなかったです。
おそらく今季のチェルシーの選手の中で最も試合に出場しているアネルカですが、やはりいい動きをしてくれますね。今季はよく退場者が出て、選手が少ない中で1トップとしてプレーすることには慣れてしまっているので、ターンブルの退場後もうまくボールを引きだしてなんとか攻撃につなげる動きをやってくれました。シュートを決め切れない場面は決して少なくないですが、今季のチェルシーでいい味を出しているのではないかと思います。

話は変わりますが、スタンフォード・ブリッジの土地の権利の買い戻しに対して、十分な数の同意が得られなかったため、今回の移設の提案は却下されたようです。