ランパードをサポートするコーチングスタッフについて

 ランパードの就任記者会見が行われ、バックルームスタッフが明らかになってきました。モリスとジョーンズをダービーから連れ戻し、あとは噂通りにエドワーズをディベロップメントスカッドの監督から昇格させ、ニュートンもコーチングスタッフに入れると話しました。
 補強禁止処分が与えられる中、チェルシーのオールスターともいえる最強のバックアップ体制でランパードをサポートすることになります。ヨーロッパ最強となったチェルシーアカデミーを躍進させたモリスとエドワーズに、数多のローン選手達の統括をしているニュートンを入れて、補強できない中でも最善の選択ができるようにしています。
 モリスはFAユース杯5連覇したときの監督です。
 エドワーズはまだ30歳くらいだと思いますが、U8レベルから着実にステップアップし、とうとうファーストチームのコーチングスタッフまで昇格してきたチェルシーで最も期待されているスタッフの1人。U8からということで、エイブラハム、トモリ、マウントなど10歳以下の時からずっと指導し、一緒にステップアップしています。若手を誰よりもよく知るスタッフです。
 ニュートンはディ・マッテオやヒディンク時代にすでにアシスタントは経験済みですが、フェレイラとともにローン組の観察、助言等を行ってきました。
 ランパードの考えとしては、まずプレシーズンにトモリやマウント、エイブラハムなど若手を連れて行きそこでの動きをチェックし、残すか決めたいとしています。短期間で決める必要がある中で、コーチングスタッフからの適切な助言が得られるでしょうから、よりよい選択ができるようになるでしょうね。
 この体制が成功したらこれ以上ないほど楽しみなチェルシーになりそうですよね。夢を見させてくれます。

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