Manchester United 【4-0】 Chelsea (2019.08.11 PL)

MANCHESTER UNITED (4-2-3-1): de Gea, Wan Bissaka, Maguire, Lindelof, Shaw, McTominay, Pogba, Andreas Pereira (James 74), Lingard (Mata 85), Martial, Rashford (Greenwood 85);
SUBS NOT USED: Young, Romero, Matic, Tuanzebe
SCORERS: Rashford (18, 67), Martial (65), James (81)
BOOKED: Lingard, Lindelof
CHELSEA (4-2-3-1):
Arrizabalaga
Azpilicueta, Christensen, Zouma, Emerson Palmieri
Jorginho (Kante 73), Kovacic
Pedro, Barkley (Pulisic 58), Mount
Abraham (Giroud 66);
SUBS NOT USED: Alonso, Caballero, Kenedy, Tomori
SCORERS: NONE
BOOKED: Zouma, Abraham, Kante
REFEREE: Anthony Taylor

 新体制でのいい滑り出しを望んでいましたが、4-0で完敗。プレシーズンから課題になっていたカウンター時の守備の問題が浮き彫りになりました。
 スタメンはほぼ予想通りですが、プリシッチではなくマウントが入って、基本的にはバークリーが左サイドに入ることとなりました。
 マウントはプレミア初出場ですし、エイブラハムも含めて経験は少ない選手がいる中、ランパードとしては、アカデミー出身を積極的に使うシーズンにする姿勢を宣言するようなスタメンとなりました。
 出だしから20分間くらいはアグレッシブで新生チェルシーの勢いを感じられました。ボールを保持しながら連動性のある攻撃をして、ボールロスト時は前線からハイプレスというランパードがやりたいことが十分見られる入りでした。
 得点は入りませんでしたが、エイブラハムとエメルソンのシュートがポストに当たったように、攻撃面では今の段階ではまずまず成果を見せられていると思います。
 一方で守備面では、攻撃時に前がかりになるマイナス面として、カウンターを受けると相当な脅威になっていしまいますね。ジョルジーニョとコヴァチッチの2ボランチはいい関係性を築けていて、攻撃面では楽しみなペアですが、プレシーズンの相手でもカウンター時は厳しい状況だったため、カンテはやはり欠かせなさそうです。まもなくスタメン復帰になるでしょうね。
 アカデミー出身者を使いながら、勝利も重ねていくという理想を追いかけるのは、大きなリスクであり、この試合で現実を見せつけられました。ただ、今シーズンはこれでいくことしか考えられないので、トライアンドエラーを繰り返しながら1歩1歩成長していくしかありません。今後も似たような結果があるでしょうが、成長を信じて応援していきたいと思います。
スタッツ(ユナイテッド:チェルシー)
11 Shots 18
5 Shots on target 7
80% Pass Success  85%
63% Aerial Duel Success 37%
13 Dribbles won 15
16 Tackles 20
46% Possession 54%
469 TotalPasses 544
14 Crosses 19
1 Through Balls 0
53 Long Balls 36
401 Short Passes 489
パス本数トップ3
コヴァチッチ 74
ジョルジーニョ 62
クリステンセン 58

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