チェルシーレジェンドのアシュリー・コールが20年にわたる現役生活の引退を発表しました。38歳になっているアシュリーは昨シーズン途中からダービーに加入し、その後はフリーになっていました。
アシュリー・コールは2006年に騒動の上、ギャラス+移籍金でアーセナルから獲得しました。チェルシーには8年間在籍し、338試合に出場しました。チェルシー退団後はローマ、その後アメリカに行き、最後はランパードの元ダービーでプレーしました。
フリーになったあとは、チェルシーでのコーチ就任の噂もある中、アンバサダーとして日本ツアーに帯同していました。引退後は指導者への道を進むことを希望しており、チェルシーでコーチをしていく噂が再び出ています。
いろいろな問題があった中での加入であり、すでにチェルシーにはブリッジがいたため、アシュリーに対しては当初疑問を感じていましたし、1シーズン目のパフォーマンスはブリッジを上回るものでもありませんでした。しかし、2シーズン目以降は世界最高のレフトバックとして、フル稼働してくれました。
攻撃面に注目がいきがちですが、ロナウドをはじめとしたドリブラーの天敵として相手に食らいつく1対1の守備と、ライン上でのクリアで失点をぎりぎりで防ぐ巧みさがアシュリーの魅力だと感じていました。
いい兄貴分としてコーチは似合いそうな気がしますし、引退後もチェルシーでの貢献に期待していきたいです。
【主な獲得タイトル(アーセナル時代含む)】
PL優勝 3回 (2002, 2004, 2010)
FA杯優勝 7回 (2002, 2003, 2005, 2007, 2009, 2010, 2012)
リーグ杯優勝 1回 (2007)
CL優勝 1回 (2012)
EL優勝 1回(2013)
イングランド代表キャップ 107
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