Manchester City 【2-1】 Chelsea (2019.11.23 PL13節)

MANCHESTER CITY (4-3-3): Ederson 6; Cancelo 6.5, Stones 6, Fernandinho 6, Mendy 5.5; De Bruyne 9, Rodri 6.5 (Gundogan 52 7), Silva 7 (Foden 67 6); Mahrez 8, Aguero 6 (Jesus 76 6), Sterling 5.5
Subs not used: Bravo, Walker, Angelino, Otamendi
Goalscorers: De Bruyne 29, Mahrez 37
Booked: Gundogan
Manager: Pep Guardiola
CHELSEA (4-3-3):
Kepa 6
Azpilicueta 6.5, Tomori 6.5, Zouma 6, Emerson 6 (James 59 6.5)
Kante 8, Jorginho 6.5 (Mount 73 6), Kovacic 8
Willian 7, Abraham 6.5 (Batshuayi 73 6), Pulisic 5
Subs not used: Caballero, Christensen, Pedro, Giroud
Goalscorers: Kante 21
Booked: Jorginho
Manager: Frank Lampard
Referee: Martin Atkinson 6.5
(RatingはDaily Mailより)

 カンテのゴールで先制し、前半の戦い方を見れば勝ち点確保が理想的でしたが、甘くはありませんでした。ただ、全体的に見ればまだ半年弱のチームがアウェイの地でシティ相手によく戦った試合だったと思います。いろんな意味で収穫がありました。
 前半はシティ相手に怖じけることなく、最近のチェルシーらしく中盤をうまく使いながら縦を意識した攻撃がよく展開されました。マウントを外さなければならないほど、今の中盤3人は質が高いですね。ジョルジーニョとコヴァチッチがいれば相手のプレスはほぼ回避でき、カンテが縦横無尽に動いてアクセントを作ってくれます。また、トップのエイブラハムがその辺をうまく使える動きをよくしてくれます。
 カンテのゴールはすごくいい形で表れた結果で、逆に2失点はチェルシー側のリスクを突かれてのものでした。シティのカウンターにやられたのは残念でしたが、今の段階では逆にシティにカウンターさせるしかないような展開にさせていたことを誇るべきでしょう。前半は、逆転を許したもののそれ以上に充実感を得られた内容でした。
 一方で、後半は経験の差というか力の差を感じました。相変わらずチェルシーがボールを保持する場面は多かったのですが、縦にボールを入れるような効果的な攻撃ができていた時間は少なく、中央で起点を作ることができなかったと思います。エイブラハムとジョルジーニョを下げたことで、いっそうそれが顕著になったように感じました。
 上を狙うにはまだまだ時間が必要なのでしょうが、やっている方向性は間違いないと確信できる試合だったと思います。負け試合ではあるものの、次への希望を感じさせてくれました。
スタッツ(シティ:チェルシー)
15 Shots 11
4 Shots on target 2
85% Pass Success  89%
63% Aerial Duel Success 37%
10 Dribbles won 17
13 Tackles 15
47% Possession 53%
583 Total Passes 665
19 Crosses 13
0 Through Balls 4
46 Long Balls 46
518 Short Passes 602
パス本数トップ3
コヴァチッチ 93
トモリ 88
ズマ 86

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