Chelsea 【4-0】 Everton (2020.03.08 PL29節)

Chelsea (4-3-3):
Arrizabalaga 6.5
Azpilicueta (c) 6, Rudiger 6.5, Zouma 6, Alonso 6.5
Barkley 7, Gilmour 7.5, Mount 8.5 (James 60, 6)
Willian 8 (Anjorin 71, 6.5), Giroud 7.5 (Broja 86), Pedro 7.5
Substitutes not used: Caballero (GK); Christensen, Batshuayi, Tomori
Manager: Frank Lampard 7
Scorers: Mount 14; Pedro 21; Willian 51; Giroud 54
Booked: Zouma
Everton (4-4-2): Pickford 6.5; Sidibe 5, Keane 5, Holgate 6, Digne 5; Bernard 4.5 (Walcott 46, 5), Gomes 5, Davies (Kean 58, 5), Sigurdsson (c) 4.5; Calvert-Lewin 5 (Gordon 76, 5), Richarlison 6
Substitutes not used: Stekelenburg (GK); Baines, Mina, Iwobi
Manager: Carlo Ancelotti 5
Booked: Gomes, Holgate
Referee: Kevin Friend VAR: Martin Atkinson
Man of the Match: Mason Mount
(RatingはDaily Mailより)

Giroud 2

 好調エバートン相手に完勝。怪我人続出の中、苦戦することが予想されていましたが、リバプール戦に引き続きの好ゲームで調子が上向きになっている感覚を与えてくれました。
 リバプール戦をベースとしたスタメンで、ケパがリーグ戦でも先発に戻ってきました。ギルモアも引き続きの先発。チェルシーでスコットランド人がリーグ戦で先発出場したのは、スティーブ・クラーク以来のことだそうで、それはギルモアが生まれる前の出来事でした。
 チェルシーとしては理想的な展開で、早い時点で2点を連取し、後半早くにさらなる得点を決めることができたため、安心して試合を運べました。攻守に連動性が見られ、特に中盤インサイドに入ったマウントとバークリーが非常に目立っていました。
 バークリーは古巣相手にこれまでけっこうやらかしていたイメージがありますが、この試合は抜群の働きでした。キツい位置でボールを受けたり、運んだり、ラストパスの場面でもクオリティを見せていました。バークリーの場合はパフォーマンスの波が大きすぎるので、これを継続できれば面白い存在になってくれますね。シーズン前半は大きな失望になってしまったので、終盤での挽回を見せてほしいものです。
 ギルモアに関しては、今回も素晴らしかったですね。引き続きMOTMに選んでいるところもあるようです。基本的には中盤の底でプレーし、ジェイムスがマウントに替わって投入されてからはジェイムスが底に入って、ギルモアがマウントの位置に移動しました。
 前の位置に変わってからもアンジョリンへの決定機をお膳立てしたりと一定のプレーは見せましたが、低い位置でのプレーの方が観ていて楽しい選手。相手プレッシャーを問題にせず、華麗にかわしながらゲームメイク姿は18歳にとても見えない落ち着きようです。
 エバートンの前線からのマークが厳しく、いい位置で受けられない場面がありましたが、広範囲に動いて隙間を作ろうと試みていました。
 ここまでのパフォーマンスを見せれば、次もジョルジーニョ不在ですので先発は堅いと思いますし、バイエルン戦でのスタメンもあり得そうな勢いですね(バイエルン戦もジョルジーニョはサスペンション)。
 余裕の持てる試合ができたため、若手では、アンジョリンがリーグ戦でのデビュー。ブロジャはチェルシーでのトップデビューを果たしました。アンジョリンはだいぶ空回っていましたが、積極性は見せたということで。ブロジャはほとんどボールを持つ時間がありませんでした。
 怪我人続出の中ですが、これまで出場機会が限られていた選手達の活躍が見られています。ギルモア、バークリーがそうですし、ペドロやジルーといったベテラン勢の活躍ぶりも目立ちます。言い流れになっているように感じるんで、継続性を見せてほしいですね。
スタッツ(チェルシー:エバートン)
17 Shots 3
11 Shots on target 1
89% Pass Success  78%
47% Aerial Duel Success 53%
19 Dribbles won 9
14 Tackles 15
61% Possession 39%
 
662 Total Passes 430
16 Crosses 14
2 Through Balls 1
61 Long Balls 52
583 Short Passes 363
パス本数トップ3
ギルモア 80
アスピリクエタ 78
リュディガー 75

03.08 PL Everton 4

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