マンチェスター・シティ【0-1】チェルシー(2021.05.29 CL決勝)

試合結果20−21

出場選手とレーティング

レーティングはDaily Mailより

マンチェスター・シティ

Man City (4-3-3): 
Ederson 6, Walker 6, Stones 5.5, Dias 5.5, Zinchenko 5.5, De Bruyne 6 (Gabriel Jesus 60 6.5), Gundogan 6, Bernardo Silva 6 (Fernandinho 64 6.5), Mahrez 5.5, Sterling 6.5 (Aguero 77), Foden 7

Subs not used: Ake, Steffen, Laporte, Rodri, Torres, Mendy, Joao Cancelo, Carson, Garcia

Booked: Gundogan, Gabriel Jesus

Manager: Pep Guardiola 5.5

チェルシー

Chelsea (3-4-2-1): 
Mendy 7
Azpilicueta 7,Thiago Silva 7 (Christensen 39 6.5), Rudiger 7
James 7.5,Kante 8.5, Jorginho 6.5, Chilwell 7
Mount 8 (Kovacic 80), Havertz 8
Werner 7 (Pulisic 66 6)

Subs not used: Arrizabalaga, Alonso, Caballero, Zouma, Giroud, Hudson-Odoi, Ziyech, Gilmour, Emerson Palmieri

Goal: Havertz 42

Booked: Rudiger

MANAGER: Thomas Tuchel – 7.5

Referee: Antonio Miguel Mateu Lahoz (Valencia) 5

マン・オブ・ザ・マッチ

カンテ

(UEFA公式より)

スタッツ

シティ→チェルシーの順

基礎情報

7 TOTAL ATTEMPTS 8
1 ON TARGET 2
2 OFF TARGET 5
4 BLOCKED 1
0 WOODWORK 0
3 CORNERS 1
1 OFFSIDES 3

Performance
58% POSSESSION (%) 42%
87% PASSING ACCURACY (%) 82%
616 PASSES ATTEMPTED 404
537 PASSES COMPLETED 330
110.5 DISTANCE COVERED (KM) 111.6

Defending
32 BALLS RECOVERED 40
11 TACKLES 12
1 BLOCKS 4
5 CLEARANCES COMPLETED 25

Disciplinary
2 YELLOW CARDS 1
0 RED CARDS 0
14 FOULS COMMITTED 13

パス情報

13 Crosses 8
0 Through Balls 1
33 Long Balls 50
582 Short Passes 359

パス本数トップ3

  1. アスピリクエタ 54
  2. ジェイムス   43
  3. ジョルジーニョ 39

基本ポジション

感想

チェルシーが9年ぶり2度目のCL優勝!

全員本当によくやってくれ、ハヴァーツの1点を守りきりました。

最後の試合で最高の結果を得ることができました。




決勝戦は、怪我人無しでベストな布陣。

カンテが先発に戻ってきました。

アスピリクエタとジェイムスの位置は最近と違って、本来の立ち位置。アスピリクエタが右CBで、ジェイムスが右WBへ。

前はハヴァーツが3トップの一角に入りましたが、偽9番ではなくて右へ。ヴェルナーが最前線。




シティが意外な布陣を敷いてきたことで序盤はやや不安定さがありましたが、チェルシーの対応は早かったですね。

スターリングとマフレズの両サイドは、ジェイムスとチルウェルが封じ込め、アスピリクエタとリュディガーは厳しいチェックでシティの攻撃に厚みは感じられませんでした。


チェルシー側は、ヴェルナーのランニングを活かしていつものように早い攻め。

ヴェルナーに決定機が訪れていましたが、2列目のマウント、ハヴァーツには前を向く時間が与えられず、チェルシーとしても快適な攻撃ができている印象はありませんでした。

それでもチルウェルとマウントのワンツーでプレス回避する場面が作れるようになり、少しずつゴールの匂いがしたところで試合を決めるゴールが前半間際に訪れました。



ロングボールからチルウェル、マウントの連携で剥がし、ヴェルナーのランニングで空けたスペースにハヴァーツが走り込み。

そこにマウントからハヴァーツへのキラーパス。ハヴァーツが冷静に決めきり、めちゃくちゃ大事な1点を先制しました。

チェルシーとしてはしてやったりの展開。理想的なゴールでした。

直前にはチアゴ・シウバが無念の途中交代していた中でしたし、時間的にも最高でした。

ハヴァーツは先発のチャンスを活かしました。


後半はチェルシーが守備に追われましたが、プリシッチへの決定機など攻めの脅威も時々見せながら、ただ守るだけの45分ではなかったと思います。

それでもなりふり構わず攻めてくるシティに対して、みんな本当によく守ってくれました。

両サイドはウイングバックが丁寧に対応し、エリア内ではアスピリクエタ、リュディガーがギリギリのところで対応。

途中交代で入ったクリステンセンもチアゴ・シウバと同等以上の仕事をしてくれました。

さらにはカンテがどこでもボール回収して、前にも持ち運び時間を作り出しました。



一人ひとりよくやってくれましたが、観ている方としてはラスト15分くらいは、本当にヒヤヒヤしながらの観戦でした。

ラストのマフレズのシュートは時間が止まったような感じで、一瞬終わったかと思いました。



長い長いアディショナルタイムを終えてのホイッスルは格別でした。

半年前にはまさかCL優勝が達成できるとは思いもしませんでしたが、今日の試合内容も含め優勝に値するだけの強さを見せたクラブだったと言えますね。

隙がない組織的な守備対応を武器にトゥヘルが素晴らしいチームを作ってくれました。



トゥヘルの手腕には賞賛の言葉しか出ないですが、優勝はトゥヘルの功績だけではありません。

ランパードが指揮をしていなければマウント、ジェイムスといったアカデミー出身者がCL決勝の舞台で先発することはなかったのではないでしょうか。

また、カンテの攻撃性に関してはサッリの起用法がベースになっているはずです。

良くも悪くもいろいろあったクラブですが、積み重ねた結果がCL優勝になったんだと思っています。



最終的には素晴らしいシーズンだったと言えると思います。

トゥヘル体制で本格始動となる来季は、もっと期待したいですね。特に攻撃面は大きな向上が求められます。

CL優勝を自信に、来季のリーグタイトルを狙うことが最大の目標になるでしょう。

また、このCL優勝によってクラブワールドカップ出場権を得ました。

しかも来シーズンは日本で実施予定!

前回は目の前で悔しい結果になりましたから、ワールドチャンピオンを今度こそ日本で達成してほしいと思っています。

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