チェルシーは、2025/26シーズン終了に伴い、6月30日をもってアカデミー出身の4選手が契約満了により退団することを明らかにしました。
退団するのは、ブロディ・ヒューズ、リチャード・オリーセ、サム・ラク=サキ、ジミ・タウリアイネンの4人です。
ヒューズは、U-8年代からチェルシーに在籍し、アカデミーで13年間を過ごしたディフェンダーです。センターバックを中心に、サイドバックでもプレーできる汎用性を持ち、U-21チームでは主力の一人としてプレーしてきました。
2024/25シーズンにはU-21チームで全公式戦31試合に出場し、プレミアリーグ2のプレーオフ進出にも貢献。
昨シーズンはリーグ1のAFCウィンブルドンへ期限付き移籍し、シニアフットボールで経験を積みました。
リチャード・オリーセも、10年間在籍したチェルシーを離れることになります。
U-9年代でチェルシーに加入したオリーセは、各年代別チームを通じて成長してきた右サイドのディフェンダーです。
バイエルンに所属するフランス代表マイケル・オリーセの弟としても知られていますが、本人は右サイドバック、ウイングバックとして攻撃参加を得意とする現代的なタイプの選手でした。
トップチームでの出場はありませんでしたが、2024/25シーズンのカンファレンスリーグ、アスタナ遠征ではトップチームの遠征メンバーに初選出。
長く怪我に苦しんだ時期もありましたが、復帰後はU-21チームで存在感を高め、フラム戦ではU-21レベルでの初ゴールも記録しました。
ラク=サキは、今回退団する4人の中でトップチームでの出場経験が最も多い選手です。
8歳でチェルシーに加入し、コブハムで育ってきたミッドフィルダーで、U-18時代にはキャプテンマークを巻いたこともありました。
イングランドの世代別代表にも選ばれており、アカデミー内でも評価されていた存在です。
2024年8月にはチェルシーと新たに2年契約を結んでいましたが、今回その契約満了によりクラブを離れることになります。
トップチームでは4試合に出場。
2024/25シーズンのカンファレンスリーグ、ノア戦でデビューを果たすと、その後も同大会で3試合に出場しました。
中盤での落ち着いたボール扱いと堅実なプレーが持ち味で、アカデミーからトップチームへつながる道を一時は示した選手でした。
最後の一人は、フィンランドの世代別代表でもあるジミ・タウリアイネンです。
タウリアイネンは2020年にチェルシーへ加入。
当初はU-18チームで深い位置のミッドフィルダーとしてプレーし、2021/22シーズンのU-18プレミアリーグカップ優勝にも貢献しました。
その後U-21チームへステップアップし、トップチームにも絡むようになります。
2024年2月のカラバオカップ決勝、リヴァプール戦ではベンチ入り。
その直後に行われたFAカップ5回戦のリーズ・ユナイテッド戦でトップチームデビューを飾りました。
さらに同シーズン終盤のトッテナム戦ではプレミアリーグデビューも果たしています。
しかし、2024年夏のプレシーズン中に前十字靭帯を損傷。
マンフィールド・タウンとの練習試合で負傷し、長期離脱を余儀なくされました。
トップチームでのチャンスをつかみ始めたタイミングでの大怪我となり、本人にとっても悔しいシーズンとなりました。
4選手はいずれも長い時間をコブハムで過ごし、チェルシーのアカデミーを支えてきた存在です。
トップチーム定着には届きませんでしたが、それぞれがクラブの育成組織の中で重要な歩みを残しました。


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