ウェストハム【3-2】チェルシー(2020.07.01 PL32節)

試合結果 19-20

出場選手とレーティング

RatingはDaily Mailより

ウェストハム

West Ham (4-2-3-1): Fabianski; Fredericks, Diop, Ogbonna, Cresswell; Rice, Soucek; Bowen (Yarmolenko 78′), Lanzini (Wilshere 68′), Fornals (Balbuena 90+3′); Antonio

Subs not used: Felipe Anderson, Ajeti, Xande Silva, Randolph, Johnson, Lewis

Booked: Lanzini, Rice

Goals: Soucek 45+2′, Antonio 51′, Yarmolenko 89′

チェルシー

Chelsea (4-3-3)
Arrizabalaga
Azpilicueta, Christensen, Rudiger, Alonso
Barkley (Loftus-Cheek 63′), Kante, Kovacic (Mount 53′)
Willian, Abraham (Giroud 63′), Pulisic

Subs not used: Jorginho, Caballero, Zouma, Hudson-Odoi, James, Gilmour

Booked: Willian

Goals: Willian pen 42′, 72′

スタッツ

基本情報

10 Shots 17
4 Shots on target 6
72% Pass Success  88%
57% Aerial Duel Success 43%
4 Dribbles won 11
16 Tackles 19
29% Possession 71%

パス情報

282 Total Passes 692
6 Crosses 29
0 Through Balls 2
69 Long Balls 33
207 Short Passes 628

パス本数トップ3

  1. リュディガー  99
  2. クリステンセン 91
  3. カンテ     73

プレーエリア

感想

 上位陣には奮闘して、下位チームに取りこぼすという今シーズン何度も見られた失敗をリーグ再開後も繰り返しました。

 直前にレスターが敗れていたため3位浮上のチャンスが有りながら、残留争いをする不調のクラブに手痛い敗戦。

 

 この試合には、怪我が心配されていたクリステンセン、プリシッチともにスタメン入り。

 カンテのアンカーシステムを継続しました。


 立ち上がりは前の試合のレスター相手に比べればはるかに良く、両サイドからのクロスで悪くない試合になりそうな雰囲気がありました。

 しかし、ウェストハムがすぐに守備ラインを整え、スペースを埋められるとアイディア不足に陥りました。

 エイブラハムがリーグ戦での久々の先発でしたが、他の選手との連携に欠き、スムーズな攻撃を停滞させる原因になっていたように思えます。

 ジルーが入った後に一時チャンスが増えましたが、スペースがないこの試合はプリシッチの個人技が主な打開策でした。



 守備に関しては、今季常にセットプレーの守備に問題があり続けたわけで、ウェストハムが十分に準備してきたこともあって、何度もピンチを作られました。

 VARで1点取り消されてホッとしたのに、同じ選手にまた決められるというのはダメでしょう。

 今季中の改善は難しそうなので、毎回ヒヤヒヤしながら見る羽目になりそうですね。


 センターバックのプレー内容に関しては、アントニオに終始苦戦していましたが、概ね2人が連携しながら対応できていたと思います。

 2人とも個々のプレーの中で細かなミスは散見されましたが、センターバックの質というよりチームとしての守備の課題の方が深刻だなと。

 攻撃の停滞→セットプレーでの失点→バランス崩れてカウンターでさらに失点というパターンが繰り返されているように感じます。



 次はワトフォードで、ちょっとここも嫌な感じがしますが、下からの追い上げが見えてきているので、次こそは勝ち点3が必須です。

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