出場選手とレーティング
レーティングはEvening Standardより
チェルシー
CHELSEA: (4-2-3-1)
Arrizabalaga 6, Gusto 6 (Humphreys 71′), Thiago Silva 7 (Chalobah 46′ 5), Colwill 6 (Hall 81′), Chilwell 6 (Cucurella 46′ 5)
Santos 6 (Fernandez 63′ 6), Gallagher 7
Sterling 5 (Gabriel 63′ 5), Chukwuemeka 7 (Casadei 46′ 7), Maatsen 5 (Mudryk 46′ 8)
Nkunku 8 (Jackson 63′ 8)
Subs not used: Bergstrom, Burstow, Gilchrist, Moreira.
Goals: Nkunku 19′, Mudryk 65′, Gallagher 72′, Jackson 77′.
Bookings: Nkunku
Coach: Mauricio Pochettino
ブライトン
BRIGHTON: (4-2-3-1)
Steele (Verbruggen 46′), Gross (Weir 66′), Van Hecke, Webster (Alzate 53′), March (Undav 46′), Dahoud (Veltman 46′), Gilmour (Ayari 53′), Welbeck (Joao Pedro 53′) , Mitoma (Enciso 53′), Hinshelwood (Samuels 66′), Lallana (Adingra 46′).
Subs not used: Baker-Boaitey, Ferguson, Peupion.
Goals: Welbeck 13′, Joao Pedro 79′, Undav 89′.
Bookings: March, Van Hecke (second yellow)
Coach: Roberto De Zerbi
Referee: Robert Jones
Venue: Lincoln Financial Field, Philadelphia, USA.
マン・オブ・ザ・マッチ
ジャクソン
スタッツ
チェルシー→ブライトンの順
51 Possession % 49
10 Total Shots 14
4 On Target 8
3 Off TargetHome 1
3 Blocked 5
88.1 Passing % 85.8
3 Clear-Cut Chances 2
3 Corners 1
1 Offsides 1
65 Tackles % 66.7
42.9 Aerial Duels % 57.1
5 Saves 0
13 Fouls Committed 18
18 Fouls Won 13
1 Yellow Cards 1
0 Red Cards1
感想
プレシーズン2試合目とは思えないほど強度が高く、面白い試合になりました。
ブライトンを攻略できない時間が続きましたが、相手の退場から得点を連取。
それでも2点返され、1点差まで追いつかれてしまいましたが、昨シーズン2連敗したブライトン相手に勝利し、良い点も見られたのは収穫です。
前半は基本的に4231でプレー。
チアゴ・シウバとコルウィルがペアを組み、中盤の底はギャラガーとサントスの2枚でチュクエメカがトップ下。
右にスターリング、左にマートセン、最前線はエンクンク。
攻撃時はマートセンが中に入ってチルウェルが大外の高い位置でプレー。
グストは上がりを控え、3バック気味になりました。
序盤はチェルシーも悪くありませんでしたが、時間が経つに連れブライトンペース。
ブライトンのビルドアップをはめられず、ボール奪取後も早い追い込みで前線にボールを供給できませんでした。
チュクエメカが中でも持ち運べるので、そこから打開策を探るくらいしか可能性を感じづらい展開になっていました。
後半からは433のようなシステムに変更。
サントスがアンカーでビルドアップ時は最終ラインまで降り、ギャラガーとカサデイが高い位置を取ります。
今度はククレジャがあまり上がらず、一列高いムドリクにスペースを与えました。
機能していたかというと微妙でしたが、相手が退場し、ジャクソンなどが入ったあたりからチェルシーが主導権を握り、立て続けにムドリク、ジャクソン、ギャラガーが得点を決め勝利をほぼものにしました。
ただ、コルウィルがPKを与え、その後はククレジャがあっさりかわされ1点差まで追いつかれてしまいました。
終わりは残念でしたし、退場がなければやはりブライトンとの成熟度の差が露わになった試合だったと思いますが、ポジティブな面が多く見られた試合でした。
ポチェッティーノは起用する選手によって様々なパターンを考えているように見え、今後どのような引き出しを見せるのか。
選手個人で言えば、ジャクソンは投入後、見事な結果を再び残しました。
ゴールもそうですが、それ以上に周りを活かせる選手であることが大きいですね。
そのジャクソンの好プレーからムドリクがスーパーゴールを決めましたが、ムドリクはチェルシー加入後初ゴールですね。
ピッチであんな笑顔になっているムドリクは初めて見た気がします。
得点後のプレーは何か開放されたかのような大胆さも見られ、この得点は大きかったと思います。
新シーズン最も注目の選手がムドリクだと考えているので、かなり期待しています。
グストも三笘相手にどこまでできるか注目でした。
セットプレー時の失点に絡んだ対応はもったいなかったですが、1対1は全くやられなかったです。
ここまでいい守備ができるとは思いませんでした。
ジェイムスに刺激を与える存在になれるかもしれません。
古巣相手に先発を果たしたコルウィルもPKは余計でしたが、それ以外は見事。
チアゴ・シウバとコルウィルのCBだと最終ラインから決定的なパスを供給でき、こちらも新シーズン非常に楽しみにしています。
次の試合
27日(木)9時15分キックオフでニューカッスル戦
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