マレスカの就任が決定

チェルシーニュース24-25

チェルシーは44歳のイタリア人でレスターの監督を務めていたマレスカが新監督になることを発表しました。

契約期間は5年で、さらに1年延長オプションあり。

レスターには€10m超の補償金を払うことになります。

チェルシーは、マレスカが提示している守備の安定性を保ちながら、試合をコントロールすることを目標とするプレースタイルやサッカー哲学などを評価し、マレスカを選んだとされます。

アシスタントコーチとして、元チェルシーのカバジェロなど、マレスカのスタッフ陣6名が加入の見込み。

アシスタントのダニー・ウォーカー、GKコーチのミケーレ・デ・ベルナルディン、フィットネスコーチのマルコス・アルバレス、アナリストのハビエル・モリーナ・カバジェロ、育成コーチのロベルト・ビティエッロ。

また、セットプレーコーチとしてブレンドフォードからクエバの加入も決まっています。

長らく在籍しているイラリオ、ポッター時代からいるGKコーチのロバーツは引き続き残留する予定。


チェルシーはオーナー陣らの方針として、クラブ内のさまざまな部門が意見を出し合い、データを活用したスポーツ科学的アプローチの導入を進めており、マレスカはそれに適した人材と見なされています。

シティ時代はディベロップメントスカッドの監督、ペップのアシスタントを務め、レスター時代にチャンピオンシップ優勝と経験は浅いながらも濃密な時間を過ごしていると思われます。

マレスカはすでに、チェルシーのデータルームにユースレベルからトップチームまでの全選手のパフォーマンス分析を提供するよう要請し、すでに在籍しているスタッフ達の情報収集も進めていると報道されています。

熱意を持って指揮してくれることは期待できます。

やりたいことが実現するまでは時間が掛かるでしょうが、楽しく強いサッカーを見せてくれることを願っています。

今季と違って序盤戦である程度自信をつけられるかが鍵でしょう。



チェルシーは、オリンピックの出場を希望していたエンソの出場を認めず、コパ・アメリカのみの出場とさせる方向。

また、ギュスト、バディアシルの出場も認めず、ウゴチュクのみフランスのオリンピック代表に選ばれています。

補強もこれから大きく動くことが想定されます。

マレスカがどういった選手を求めているのかわかりませんが、クラブとして引き続き若手有望株に積極的に投資する方針は変わりそうにありません。

CFは新たに取ることが濃厚か。

GKについては、マレスカがサンチェスを評価しているとの報道があり、どうなるか微妙。



放出面ではハッチンソンやブロヤはまず売却か。

マートセンはポチェッティーノ体制であれば売却が間違いありませんでしたが、マレスカになってどうでしょうか。

タイプ的にはより能力が発揮できる監督になったと思うので、ドルトムント時代のような活躍を見せてくれそうな期待があります。

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