元コートジボワール代表のカルー(34歳)はFacebookの動画において、「コロナソング」を歌い、ソーシャルディスタンスのルールを無視した動画撮影を行い、さらに選手全員が合意した給料カットへの不満を述べました。
ヘルタ・ベルリンは、カルーをファーストチームのトレーニングと試合への出場停止処分としました。
カルーは動画を削除し、公式に謝罪しています。
動画の中では、チームメイトがCOVID-19のテストを受けている時に、医師からやめるように言われながらも、チームメイトに拳をぶつけたり、検査を妨害したりしています。
また「コロナソング」を歌い、ヘルタの選手達への賃金カットの決定を非難しています。
カルーのこの軽率で自分勝手な行動によって、選手達がしっかりとしたヘルタ・ベルリンだけでなくブンデスリーガの再開に向けて深刻なダメージを与えることになり得ると言われています。
ブンデスリーガは今月下旬からの再開に向けて、今週末に政府からの許可を取ることを目指していました。
4月6日にトレーニングが再開されて以来、ブンデスリーガのほとんどのチームは小グループに分かれ、社会的な距離感を保つための厳格なルールを守るように指示されていました。
しかし、今回の動画によってこのルールを守っていない選手がいることが明らかになりました。
あまりにも配慮・常識に欠けたカルーの行為は、これまでのリーグの努力を台無しにする可能性があります。
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