セリエA第35節(イタリアダービー、ナポリ)

インテル 【2 – 3】 ユベントス
◎インテル:
ハンダノヴィッチ;ミランダ、ダンブロジオ(90分カラモー)、シュクリニアル、ジョアン・カンセロ、ラフィーニャ(81分ボルハ・バレロ)、ベシーノ(15分)、ペリシッチ、ブロゾヴィッチ、カンドレーヴァ、イカルディ(85分サントン)
◎ユベントス:
ブッフォン;アレックス・サンドロ、バルザーリ、ルガーニ、ピャニッチ(80分ベンタンクール)、ケディラ(61分ディバラ)、ドグラス・コスタ、マテュイディ、クアドラード、イグアイン、マンジュキッチ(66分ベルナルデスキ)
Goals:イカルディ 52’、OG(バルザーリ) 65′
    ドグラス・コスタ13′ 、OG(シュクリニアル) 87′ 、イグアイン 89′

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 ドグラス・コスタが13分で先制ゴールを決め、ベシーノが軽率なプレーで15分に退場した時点で、ユーベの勝利を確信しましたが、ここから予想もつかない劇的な試合でした。面白かった!
 
 ユーベは10人のインテルに対して数的有利を全く活かせず、ちぐはぐな攻撃に終始。一方のインテルは、ホームでユーベ相手には負けられない意地を見せて積極的なプレーを見せました。カンセロの正確なFKからイカルディ決め、バルザーリのOGを誘って見事に逆転に成功。
 ユーベはディバラやベルナルデスキといった交代選手が違いを作れず、これは勝ち点を落とすなあと思ったところでしたが、終盤にまさかの大逆転劇がありました。
 この日は右SBで先発していたクアドラードがサイドを突破し、シュート気味のクロスをシュクリニアルが処理しきれず同点に。最後はCKからイグアインが決めて最終的にはユーベの勝利。インテル相手に負け試合をひっくり返して得た勝ち点3の価値は大きいです。優勝へ勢いがつく1勝でした。
フィオレンティーナ 【3 – 0】 ナポリ
◎フィオレンティーナ:
スポルティエッロ;ロリニ(62分ブルーノ・ガスパル)、ビラーギ、ミレンコヴィッチ、ペッセッラ、バデリ(83分クリストーフォロ)、サポナーラ(74分エイセリク)、ヴェレトゥ、ベナッシ、キエーザ、シメオネ
◎ナポリ:
レイナ;マリオ・ルイ、ヒサイ、K・クリバリー(6分)、ラウール・アルビオル、アラン、ジョルジーニョ(10分トネッリ)、ハムシク(58分ジエリンスキ)、カジェホン、メルテンス(58分ミリク)、インシーニェ 
Goals:シメオネ 34’、62’、90′

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 一方のナポリは、痛恨の敗戦。優勝戦線から大きく後退しました。
 
 6分に裏を突かれたクリバリがたまらずファールをし、一度はクリバリにイエロー&フィオレンティーナのPKというジャッジでしたが、VARによりクリバリが一発退場&FKに変更。ナポリにとっては、最初の判定の方がマシな処置でした。
 その後はフィオレンティーナが数的有利を活かしたテンポ良いパス回しにより、ナポリは決定機もほとんど作れず、シメオネにトリプレッタされての敗戦。
 ナポリにとっては、前回のユーベ相手の会心の勝利の価値を捨ててしまうもったいない負けです。やはりスクデットはユーベのものになるのでしょうか。

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