Chelsea [1-0] Manchester United (2018.5.19 FA杯決勝)

◎CHELSEA:
Courtois 7; Azpilicueta 6.5, Cahill 6.5, Rudiger 8, Moses 6; Fabregas 5.5, Kante 7, Bakayoko 7, Alonso 7; Hazard 8.5 (Willian), Giroud 6 (Morata)
SUBS NOT USED: Caballero, Barkley, Pedro, Zappacosta, Chalobah
GOAL: Hazard 22 (pen)
BOOKED: Courtois
MANCHESTER UNITED:
De Gea 7, Valencia 5.5, Smalling 7, Jones 4 (Mata), Young 6.5, Ander Herrera 6.5, Matic 7, Pogba 6, Lingard 6.5 (Martial 7), Rashford 5 (Lukaku 6), Sanchez 5.5
SUBS NOT USED: Bailly, Romero, Darmian, McTominay
BOOKED: Jones, Valencia
REFEREE: Michael Oliver
ATTENDANCE: 87,647
スタッツ(チェルシー:ユナイテッド)
6 Shots 18
3 Shots on target 5
73% Pass Success  88%
49% Aerial Duel Success 51%
5 Dribbles won 8
22 Tackles 15
34% Possession 66%
318 Total Passes 624
5 Crosses 34
0 Through Balls 1
62 Long Balls 40
251 Short Passes 549
パス本数トップ3
クルトワ 42(59.5%)
セスク 39(84.6%)
カンテ 33(81.8%)

 アザールが決めたPKによる1点を守り切り、8度目のFA杯優勝!うまくいかないシーズンでしたが、最後はタイトルを取って、いい形でシーズンは終えることができました。
 スペクタクルな試合ではありませんでしたが、守備の局面では集中を切らさずにいい戦いができたと思います。
 FA杯の勝ち上がりに貢献したカバジェロに代わって決勝に出場したクルトワですが、クルトワだからこそクリーンシートで済ませられたのかもしれないと思える安定感でした。
 ディフェンス陣で特に奮闘していたのが、リュディガー。対人能力、スピードもそうですが、集中しているリュディガーは判断力がいいですね。中途半端なプレーはせずに、はっきりとプレーしてくれるので観てて安心できます。今シーズンの補強では、1番の当たりでしょう。
 攻撃面では、この日もアザールの個に依存する試合で、アザールが1人2人では止められないキレを披露してくれたので勝利を手に入れられました。PK獲得に至るセスクからのパスを受けてのトラップなんかさすがとしか言い様がないですし、このチェルシーのベストプレイヤーを来シーズンも残せるようクラブは頑張るしかないですよ。
 

 
 最後の最後はいい締めくくりができましたが、シーズン全体としてみれば失望が大きい今季でした。フロント、監督、選手が一体となれば強いチームができるのは間違いないと思うのですが、これができないんですよね。
 タイトルを取った監督をそのシーズン直後に辞めさせるのはチェルシーでもないと記憶していますが、コンテはどうなることやら。コンテにはいろいろ不満はありますが、彼よりも明らかに優れている監督がチェルシーに来ることは考えがたいと思います。クラブとしてまとまってさえくれれば何も言うことはないんですけど。

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