17-18 プレイヤー評価

 17-18シーズンの活躍度を10点評価で考えてみました。
・GK
・クルトワ     6
 全体的に安定はしていました。ただし、印象に残るのはバルサ戦でのミス。
 総合的に高いクオリティは見せてくれますが、デヘアのようにGKのおかげで勝ち点が変わったと思える試合は少ない。移籍問題がずっと引きずっているのも印象が悪いです。
・カバジェロ    7
 2ndキーパーとして、期待以上の活躍を見せてくれました。カップ戦での安定したパフォーマンス、特にPKストッパーとしてチームを救いました。
・CB
・アスピリクエタ   9
 今シーズンも圧倒的なパフォーマンス。個人的には世界屈指のディフェンダーだと思っています。モラタへのアシストでも記録を残しました。
・リュディガー    7
 序盤はやや不安定な面はありましたが、突出したフィジカル能力やフィード面でもケーヒルを上回りレギュラーを確保しました。リバプール戦でのサラーへの対応など強敵になればなるほど力を見せてくれました。
 今シーズンの補強では1番の当たり。
・ケーヒル      4
 不安定なパフォーマンスが続きました。しかし、終盤、真ん中のポジションでは安定していましたし、最終的には代表にも選ばれました。来シーズンが正念場か。
・クリステンセン   7
 ブンデスから復帰し、どれくらいできるのか注目でしたが、予想を遙かに上回る出来。年齢を感じさせない落ち着いたプレーでディフェンスラインに安定感をもたらしました。しかし、終盤はガス欠に。素晴らしい1年でしたが、課題も残しました。
・ルイス       2
 今シーズンは苦しみました。ローマ戦での不安定ぶりからスタメンをクリステンセンに譲り、その後は怪我を繰り返しました。
 最近のインスタを見ると、トレーニングが出来るほどに復帰したようです。ぜひ来シーズンリベンジを。
・アンパドゥ      7
 カップ戦がメインでしたが、アンパドゥも年齢を感じさせない落ち着きがあります。ビッグネームだらけの周りにも指示を出しながらプレーをするハートの強さも見せます。終盤は怪我で離脱してしまったのが残念でした。
・右WB
・モーゼス      6
 守備面では進歩が見られました。全体的に悪くはありませんでしたが、大きな試合になればなるほどプレーの雑さで物足りなさを感じてしまいます。
・ザッパコスタ    5
 モーゼスの立場を危うくするほどの仕事は出来ませんでした。走り込みのタイミングなどは目を見張るものはありますが、どうしてもフィジカル面の弱さが問題か。
・左WB
・アロンソ       8
 今シーズンさらに1つ上のレベルにいった印象。FKを始め得点能力にも磨きがかかりましたし、守備もよくなりました。実質1人でフル回転したようなものですから、疲れを感じた試合は何試合かありました。
・エメルソン     5 
 何試合か出場しましたが、印象に残るようなプレーは少なく無難なパフォーマンス。来シーズンどれくらいできるかでしょう。
・守備的MF
・カンテ       9
 昨シーズンのMVPは、今シーズンも相変わらずの働きぶり。カンテなしのチェルシーは考えられません。攻撃面での進歩が見られました。
・セスク       6
 1発で流れを変えるパスを持っているので、ディフェンス面には目を瞑ってきていましたが、今シーズンは攻撃面でセスクらしさがあまり見られませんでした。セスク→コスタという鉄板のコンビがあったわけですが、モラタとはコンビを確立できず。
・バカヨコ      4
 序盤と終盤はまずまずのパフォーマンス。マティッチの後釜として期待されましたが、怪我を抱えながらのプレーだったからなのか低パフォーマンスが続き、自信を失いました。最後は期待できる終わり方だったため、来シーズンに期待でしょう。
・ドリンクウォーター 2
 怪我で出遅れた影響が大きすぎました。戻ってからも怪我が続き、終盤はベンチ外の生活に。もう1シーズン見てみたいと思いますが、どうなることやら。
・バークリー     1
 怪我で離脱した期間が長かったですし、ほとんど試合に出場せず。出た試合でも力は見せつけられず。プレシーズンでどれくらいアピールできるか。
・攻撃的MF
・アザール      8
 チェルシーは、この人の能力に頼った攻撃が多くなります。その中でチーム内得点王ですし、上出来の1年でしょうか。もう一皮剥けてほしい思いはありますが。
 サラー、デブライネが今シーズンのプレミアの顔ですが、やはり彼らを差し置いてアザールが最も輝いてほしいと思います。
・ウィリアン     7
 2シーズン前もそうですが、チームが苦しいときにハイパフォーマスで助けてくれます。バルサ戦はウィリアンの凄さが詰まった試合でした。
 アザールより序列は低いため、今シーズン比較的多かった2トップのシステムではスタメンから外される場面も多く、本人にとっては不満が残る扱いがあったのは理解できます。
・ペドロ       5
 シーズンの入りが悪く、運動量は相変わらずですが、シーズン通して目立った働きは出来ませんでした。
・CF
・モラタ      5
 最高の出だしで、序盤はコスタの不在をほとんど感じさせませんでした。しかし、背中の怪我を抱えながらのプレーのせいか、点が取れなくなると、ディフェンダーからの当たりにすぐに倒れ、審判に騒ぎ立てる姿にはフラストレーションを感じました。
 悔しい1年になりましたが、万全の状態であれば得点を稼いでいただけに来シーズンに期待したいところ。
・ジルー      7
 終盤の追い上げはジルーの活躍が大きかったと思います。モラタが不調の中、気を吐いてくれました。ただ、アザール含め周りとの連携はあまりよくなかったと思いますし、来シーズンどこまで仕上げてこれるかがスタメン確保の鍵になるでしょうか。

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