パースでの試合について

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◎チェルシー(4-3-3):
ブルカ
ザッパコスタ(アイナ 73)、アンパドゥ(カラス 61)、ダヴィド・ルイス、アロンソ(エメルソン HT);
ジョルジーニョ(バカヨコ HT)、セスク・ファブレガス (c)、バークリー(ムソンダ 76)
ペドロ(ピアゾン 73)、モラタ(アブラハム 61)、ハドソン=オドイ(パサリッチ HT)
得点 ペドロ 5
◎パース・グローリー:
レディ;ネヴィル、ジュルビック(キアネーゼ 67)、ロウリー、フランジック(デイヴィソン 67)、グラント、ウィルソン(ジュアンデ 77)、キルケニー(ブリマー 67)、フェレイラ(ディエゴ・カストロ 77)、ケオ(c) (サンタラブ 67)、イタリアーノ(ハワード HT)
観客数 55,522人
 パースでのチェルシーへの歓迎ぶりというのは、熱烈でした。試合当日もニュースで「チェルシーとの試合はあと○時間!」といった報道がされ、キックオフ3時間前くらいにスタジアムに着きましたが、すでに人であふれていました。通路にもチェルシーのボールの写真が施されていました。

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 試合前にはFA杯優勝トロフィーが一般公開されるということで、1時間程並んで写真を撮り、その後、スタジアムに入りました。新スタジアムということで、観客を楽しませる最新の映像技術など満載の超モダンなスタジアムでした。サッカー専用ではありませんが、ピッチもとても近く感じました。
 試合内容については、前半は初戦とは思えないほど出場した全選手が躍動しました。後半メンバーを変えるに連れ、次第に勢いが落ちて終盤はうまくいかない展開が多かったと思いますが、全体的には満足感の高い試合でした。
 新加入のジョルジーニョは、前半のみの出場でしたがボールタッチが100回オーバーだったそうで、ボール回しにおいて完全に中心的な役割をすでに担っていました。パスミスした場面はほとんど記憶にありませんし、味方が次の動作をしやすい方向にバンバンとパスを出していて観ていて気持ちが良かったです。
 1番印象に残ったのは、バークリーです。前半は中盤の前目で、後半はウイングでプレーをしましたが、チェルシーに来て初めていい状態のバークリーを観ました。ボールを奪われずに持ち運べ、フィニッシュも積極的に狙っていました。躍動感が違いました。今年は期待大ですね。
 公開トレーニングの際にも、サッリがよく話をかけていたことや練習後も居残り練習をしていたと書きましたが、状態が良さそうでサッリのサッカーを早く学ぼうという姿勢が伝わってきます。
 ルイスとアンパドゥのCBペアは、長期離脱からの復帰ということで、久々に試合でのプレーを観ることができました。2人とも怪我していたことを忘れさせてくれるほど、(良くも悪くも)らしさを出したプレーでした。ルイスはパースサポーターからしっかりとブーイングされていました。2人ともサッリのサッカーには合うタイプだと思いますので、今後の動向が注目です。
 今回のサッリの采配で、選手の優先順位がおおよそ見えましたね。45分以上プレーしている選手は、今の段階で一応構想内に入っており、この中から振り分けがされていくといったところでしょう。相手のパースはレベル的には大した力はなかったため、狙ったプレーがある程度できましたが、今後は強豪相手との練習になるため、これからが本格的なテストとなります。
 新スタジアムでの試合は5万5千人オーバーの観客が入り、西オーストラリアのサッカー史上最高の収容人数となったそうです。チェルシーが来てくれたということに喜んで試合を観ている姿が印象的で、チェルシーのスタッフ、選手にも好印象だったのではないでしょうか。
 来場者へのプレゼントとしては、フラッグが全席に置かれていました。また、スタジアムの所々でチェルシーのスタッフがピンバッジやストラップ、スティックバルーンを配っていました。FA杯トロフィーの写真を撮った後に、スタッフが大量にくれたのでもらったのですが、ちょっと多すぎる・・・。
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