Chelsea 【2-2】 Arsenal (2020.01.21 PL24節)

Chelsea (4-3-2-1):
Kepa 6
Azpilicueta 7, Rudiger 6, Christensen 6, Emerson 6.5
Kante 5 (Mount 68min, 6), Jorginho 6, Kovacic 6 (Barkley 66, 6)
Hudson-Odoi 7, Willian 7.5 (Batshuayi 78, 6); Abraham 6.
Subs not used: Caballero, Alonso, Pedro, Zouma.
Scorers: Jorginho 28 (pen), Azpilicueta 84.
Booked: Emerson, Christensen.
Manager: Frank Lampard 7
Arsenal (4-2-3-1): Leno 6.5; Bellerin 6.5, Mustafi 5, Luiz 5, Saka 6; Torreira 6, Xhaka 6; Pepe 6 (Holding 80, 6), Ozil 6 (Guendouzi 55, 6), Martinelli 7 (Willock 90); Lacazette 6.
Subs not used: Martinez, Ceballos, Maitland-Niles, Nketiah.
Scorers: Martinelli 63, Bellerin 87.
Booked: Guendouzi.
Sent off: Luiz.
Manager: Mikel Arteta 6.5
Referee: Stuart Attwell 6.
Attendance: 40,577
(RatingはDaily Mailより)

 勝たなければならない試合でした。10人相手に2度追いつかれてのドロー。
 立ち上がりから、前節の敗戦を挽回したいという気持ちを感じるプレーがありました。両ウイングが積極的な仕掛けを見せてチャンスメイクし、守備時にはアーセナルに積極的なプレスをかけ、ビルドアップに問題を抱えるアーセナルの弱点を突こうとしていました。
 ムスタフィからは何本かミスパスが出ていましたし、チェルシーとしてもその辺は狙っていたものだと思います。ムスタフィのバックパスのミスから、ダビド・ルイス退場&PK獲得があり、これでだいぶリラックスしてプレーできる余裕ができました。
 先制点後も前半はゲームを支配しながら、追加点を狙う姿勢があって評価できる内容でした。一方で、後半は引いた相手の攻略という最近ずっと悩まされている状況に。
 アーセナルに攻撃はさせませんが、チェルシーが追加点を奪える気配も薄れ、ちょっとずつ嫌な感じが出てきたところで、セットプレー後のカウンターからカンテが滑るというアクシデントがあり、あっさり追いつかれます。
 最近の感じだとこのままドローかなと思いつつあった80分過ぎに、アスピリクエタがセットプレーから勝ち越しゴール。これで決まったと思いかけましたが、すぐさまベジェリンに決められ再び追いつかれました。
 アーセナルには2本のシュートしか打たせませんでしたが、それで2ゴールを許しました。ニューカッスル戦並かそれ以上にフラストレーションが溜まる試合でした。
 エイブラハムは看板に直撃した影響で足を痛め、2人のスタッフに抱えられてピッチから離れたようです。プレーできなそうなのは明らかだったのに、中途半端にプレーを続けていました。
 交代枠を使い切っていたため、ピッチに残らなければならないという意思は重要ですが、2失点目のシーンは悪い方に作用してしまったかなと思いました。味方もどうしたらいいのかはっきりと理解できずにボールを外に出せず、また、立ち上がってベジェリンのマークをしますが、ただ立っているだけの状態のために中途半端になってしまいました。
 今回は悪い面に作用してしまいましたが、エイブラハムの試合への貢献は大きいので、怪我の状況が心配されます。
 最近よく思うのは、CKをもっと何とかしたいですね。ニューカッスル戦などもそうですし、今日の試合も10本以上あったと思いますが、得点の気配をあまり感じません。ウィリアン、マウント、エメルソン、ハドソン・オドイとどのキッカーでも味方にしっかりと合わせるキックが少ないんですよね。
 アスピリクエタのゴールは混乱した状況の中でショートコーナーを使ってうまく点に結びつきましたが、平常時にも可能性のあるシーンをもっと作っていかなけれならないと思います。
 FA杯を挟んで、レスター、ユナイテッド、スパーズと厳しい試合が待っています。一時的に停滞感を乗り越えたかと思いましたが、再び襲っています。補強できる状況になったため、新しい選手を入れて少し刺激を入れることが必要そうです。CFはぜひとも補強してほしいと思いますね。
 
スタッツ(チェルシー:アーセナル)
19 Shots 2
8 Shots on target 2
88% Pass Success  77%
62% Aerial Duel Success 38%
12 Dribbles won 10
18 Tackles 21
59% Possession 41%
585 Total Passes 404
35 Crosses 18
1 Through Balls 1
44 Long Balls 60
505 Short Passes 325
パス本数トップ3
クリステンセン 73
リュディガー 71
ジョルジーニョ 68

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