Chelsea 【2-1】 Tottenham (2020.02.22 PL27節)

Chelsea:
Caballero 7
Azpilicueta 7, Christensen 6, Rudiger 7
James 6, Jorginho 7, Kovacic 6, Marcos Alonso 7.5
Barkley 6.5 (Willian 77 6), Mount 7.5; Giroud 7 (Abraham 72 6).
Substitutes not used: Arrizabalaga, Loftus-Cheek, Zouma, Emerson, Gilmour.
Tottenham Hotspur: Lloris 6; Davinson Sanchez 6, Alderweireld 6 (Aurier 78 5), Vertonghen 6; Tanganga 6, Ndombele 3 (Lamela 62 6.5), Winks 5, Davies 5; Lo Celso 4, Lucas Moura 5; Bergwijn 5 (Alli 78 6).
Substitutes not used: Gazzaniga, Dier, Sessegnon, Gedson Fernandes.
Referee: Michael Oliver 6
Attendance: 40,608
(RatingはDaily Mailより)

 
 久しぶりにけっこう気持ちよく勝利をあげることができました。CL圏争いをするライバルクラブ相手にホームで勝利。勝てない試合が続いていた悪い流れを止めました。
 前回の対戦同様に3バックにする話は上がっていました。今回は、怪我を抱えながらのクリステンセンを中央に置き、アスピリクエタを右CBにしました。ウイングバックはジェイムスとスパーズキラーのアロンソ。
 前線にはジルーを置いて、その下にマウントとバークリーを置きました。ジルー先発はランパードの会見から伝わるところがあったので予想外ではなかったですが、バークリーの先発には驚きました。
 試合を通してチェルシーが相手を上回っており、基本的にスタメン選手全員のパフォーマンスが優れていたと思います。
 ようやく先発の機会を掴んだジルーは、前線でタフに戦ってボール繋ぎ、2列目に入ったマウントとバークリーが精力的に動き回ってペナルティエリア内に侵入し、厚みのある攻撃ができました。しばらく前にジルーが出ていた時は孤立して、効果的な攻撃ができていない印象でしたが、今回は連動性がありました。ジルーをうまく使えていなかったこれまでがもったいないと感じさせられました。
 マウントとバークリーは抜群のパフォーマンスで、特にマウントは素晴らしかったですね。バークリーも伸び伸びプレーしていて、ここに今回ベンチ入りしたロフタス・チークが競争してくるとなると楽しみです。
 両ウイングバックは高い位置をとってクロスもそうですし、エリア内に入って積極的にシュートを狙いました。ジェイムスは引き続き安定感抜群です。アロンソは久々の出場で守備面は危うさがありますが、あのゴールを決められるのはアロンソだけですからね。
 3バックについては、アスピリクエタとクリステンセンというクレバーなディフェンダーが2人いるので、安心して見てられました。特にアスピリクエタが右CBにいるときの安心感は抜群ですね。アスピリクエタにとっても前に掴みに行く時に、クリステンセンが後ろをしっかりとカバーしてくれるのでガンガンとルーカスを潰しに行っていました。
 試合内容的にはかなり満足できましたが、この試合もVARの問題に悩まされました。どう考えても退場が妥当な場面でVARが介入したのに、ロチェルソが退場にならず。その後、レッドが妥当だったと誤審を認めました。
 結果的に勝てたからいいものの、再びモヤモヤ感が残る結末になったのが残念なところです。
 さて、次はCLです。システムも含めどんな戦いで臨むのでしょうか。スパーズ相手用の3バックだったのか、バイエルン戦を見越してのものだったのか。4に戻すような気もしますが。
 嫌な流れを断ち切って、前向きな気持ちで挑めるため非常に期待して観たいと思います。
スタッツ(チェルシー:スパーズ)
17 Shots 5
7 Shots on target 3
83% Pass Success 81%
43% Aerial Duel Success 57%
12 Dribbles won 15
23 Tackles 23
49% Possession 51%
563 Total passes 580
11 Crosses 14
5 Through Balls 2
63 Long Balls 55
484 Short Passes 509
パス本数トップ3
コヴァチッチ 77
ジョルジーニョ 70
アスピリクエタ 69

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