21-22シーズンのローン組を総括します。
イングランド勢
プレミアには3名がローン。
ギャラガー
ギャラガーはローン組の中で最もセンセーショナルな活躍を見せ、イングランド代表まで上り詰めました。
昨シーズンのチャンピオンシップでのローン生活ですでに期待されていましたが、プレミアでここまでやるのは予想外。
クリスタル・パレスというチーム、ヴィエラの起用法も含めて大当りのローンとなりました。
来季はチェルシーでのチャレンジが濃厚になると思います。トゥヘルのもとでも十分はまる可能性があるため、期待が高まります。
ブロジャ
驚きという点ではギャラガーより上です。
フィテッセである程度結果を残していたことから、もう少し上のリーグで力を付けるためのローンが必要なのに、いきなりサウサンプトンではチャンスが得られるか疑問でした。
しかし、途中出場から結果を出し、ゴール数だけではなく、スピード、パワーがあってちょっとコスタっぽいスタイルで期待を抱かせます。
ルカク次第ではチェルシー残留という話も出ていますが、終盤は失速したこともそうですし、来季からチェルシーというよりはさらに1年力を付けること、力を証明する1年の方がいいかなと思います。
ギルモア
ギルモアは個人としてもチームとしても失望の1年となりました。
ノリッジでの1年ローン後、チェルシーでということを期待されていましたが、最近は名前もあまり出なくなりました。
残念でしたが、シーズン通して多くのプレータイムを得られたのは収穫。
次の場所でどれくらい印象を残せるかでしょうね。
コルウィル
チャンピオンシップ以下では、コルウィルがハダーズフィールドで高い評価を得ました。
コルウィルもギャラガーと同じくらい充実のローン生活を過ごしました。
左利きのCBとして元々期待されていましたが、期待を大きく超える活躍。
チャンピオンシップ屈指のDFという評価を得ました。
これまでジェイムス、グエイとチャンピオンシップのDFとして大活躍した選手はプレミアでも、結果を残せることが続いています。
コルウィルも来季はプレミアで挑戦するかと思いますが、どこでプレーするか。
チェルシーのCB事情を考慮すれば大抜擢の可能性もあります。プレシーズンが勝負。
スターリング
スターリングもいいローンを送りました。右CBやウイングバックでプレー。
来季からチェルシーでプレー?という噂も出ているように、バックアッパーとしてはある程度期待してもいいかもしれません。
その他
マートセン、ババ、ドリンクウォーター、クラーク・ソルター、バクスター、カミングはいいローン生活を送れたと思います。
マートセンは左SBではなく、前でプレーする機会も多かったよう。
マートセンも来季はもう1つ上のレベルでプレーしたいですね。
アンジョリンはロコモティフで怪我をして、ハダーズフィールドの最後で戻ってきました。
最後はいいプレーを見せていたため、来季、本当の価値を見せる必要があります。
期待の若手だけに、チャンピオンシップでも目覚ましい結果を残したいところ。
イタリア
アンパドゥ
チームとしては残念でしたが、アンパドゥ個人は次に繋がるローンとなりました。
CB、中盤だけではなく、サイドバックでもプレーし、幅広くポジションを務めました。
アンパドゥももしかしたらプレシーズンチャンスが来るかもと思います。
本人としては定期的なプレー機会を求めているため、どうなるでしょう。
バカヨコ
今季も残念なローン生活。
早く売却したいのですが、なかなか売れるタイミングが来ません。来季はどこでプレーするのか。早速バレンシアが噂に上がっています。
その他
エメルソンはリヨンでしっかりプレーしていましたが、それ以外でいいローンとなった選手はいないですね。
バチュアイも最初は点を決めていましたが、いつものように失速。
ベシュクタシュでも残留はなさそう。バチュアイも売り先が見つからないですね。
ミアズガはさっぱり。
ジガーやフィアベマは出場機会もそうですが、実質的に売却先を探している感じ。
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