トゥヘルがイングランド代表監督に就任したことで、イラリオがトゥヘルのスタッフに加わる噂が出ていましたが、イラリオはチェルシーを退団してイングランド代表スタッフになることが確定的になりました。
イラリオ以外にパフォーマンス分析部門のトップのメルボルンもチェルシー退団し、トゥヘルのスタッフになります。
イラリオは選手としての期間を含めて16年間チェルシーに在籍。
選手としては8年間在籍し、バックアップGKとして39試合に出場。
引退後はコンテのもとでGKコーチとなり、その後はより大きな役割を担っていました。
メルボルンは15年間チェルシーに在籍。
トップチームの監督、コーチ、スタッフ、選手にビデオや統計分析のサポートを提供し、対戦相手に関する詳細なビデオ、情報、レポートを作成する役割を担っていました。
第1次モウリーニョ時代から合計14人の監督に仕えました。
イラリオがイングランド代表のスタッフになることに驚きはありませんが、チェルシー退団になることは驚き。
チェルシーと代表の2つの仕事を掛け持ちするかと思っていましたが、どうやらチェルシーがそれを認めなかったようです。
チェルシーのGKコーチとしては、すでにデ・ベルナルディンがおり、カバジェロ、ロバーツもGK出身で、サポート体制ができています。
トゥヘルのスタッフとしては、すでにチェルシーでアシスタントをし、バイエルンに引き抜いたバリーがいます。
イラリオ、メルボルンも再びトゥヘルのもとで仕事を行うことになります。
新たなスタッフとしてはグプタがチーフ・アナリティクス・オフィサーに任命され、データサイエンス能力の開発を任されることになりました。
今月初めからアメリカからリモートで仕事を始めていましたが、これからはイングランドに来て直接仕事を行います。
グプタはNBAで長く働いており、データ活用の大物人物としてオーナー陣が招聘を希望していたと言われています。
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