チェルシー【2-2】アーセナル(2023.10.21 PL9節)

試合結果23-24

出場選手とレーティング

レーティングはDaily Mailより

チェルシー

Chelsea XI: 
Sanchez 5
Gusto 7, Silva 8, Colwill 7, Cucurella 8
Gallagher 7.5, Caicedo 7.5, Fernandez 7
Palmer 8.5 (James, 84), Sterling 7.5 (Madueke, 84), Mudryk 7.5 (Jackson, 66 6)

Subs not used: Petrovic, Maatsen, Badiashile, Disasi, Ugochukwu, Washington

Goals: Palmer 15, Mudryk 48

Booked: Palmer, Silva, Cucurells

Manager: Mauricio Pochettino 

アーセナル

Arsenal XI: 
Raya 4.5, White 6.5, Saliba 5.5, Gabriel 6, Zinchenko 5 (Tomiyasu, 46 6.5), Rice 7, Jorginho 5.5 (Smith Rowe, 68), Odegaard 5.5 (Havertz, 78), Saka 6.5, Martinelli 6.5 (Trossard, 78 7), Jesus 5.5 (Nketiah, 68 6)

Subs not used: Hein, Kiwior, Partey, Nelson

Goals: Rice 77, Trossard 84

Booked: Zinchenko, White, Nketiah

Manager: Mikel Arteta 

マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式よる投票結果)

スタッツ

チェルシー→アーセナルの順

基礎情報

43.3 Possession % 56.7
5 Shots on target 3
11 Shots 13
617 Touches 730
443 Passes 570
17 Tackles 19
17 Clearances 5
2 Corners 7
2 Offsides 1
3 Yellow cards 3
7 Fouls conceded 14

パス情報

8 Crosses 16
0 Through Balls 1
60 Long Balls 55
389 Short Passes 525

パス本数トップ3

  1. コルウィル 76
  2. エンソ 57
  3. チアゴ・シウバ 55

基本ポジション

感想

勝ち試合でしたが、1つのミスがきっかけになってドロー決着。

悔やまれる結果にはなったものの、明らかに上向き調子であり今後に大きな期待を抱かせる試合になりました。



代表ウィーク前の試合からは2枚の変更。

怪我明けのディサシはベンチからで、ブロヤはベンチ外。

ギュストがサスペンション明けで先発に復帰し、ククレジャが本職の左に移動。

ムドリクが先発復帰。

前線はパーマーが中央に位置。

トップ下のギャラガーも頻繁に前線に顔を出し、パーマーとの2トップ気味でプレー。

全体的には442気味の時間が長かったように思います。



代表戦明けでしたが、ロンドンダービーということもあってチェルシーがエネルギッシュな立ち上がり。

テンション高く試合を進めます。

パーマーとギャラガーが攻守ともに絶妙なポジション取りでチェルシー優位を作り出し、守備では両サイドバックが相手ウイングに厳しいマークでチャンスを作らせず、特に前半は充実の試合内容でした。

エネルギーを使った時間帯でラッキーな形とはPKから先制したことで、気持ち的には少し余裕を持つことができました。

アーセナル相手にほとんど何もやらせずチェルシーの強さを見せた前半でした。




後半は立ち上がりにムドリクのクロスが相手ゴールに吸い込まれ、またラッキーではあるものの妥当な追加点。

追加点後も危うい場面はほぼなく、勝ち点3は堅いと思ってだいぶ楽に試合を見ることができていました。

しかし、サンチェスのパスミスをライスに決められ、雰囲気が変わりました。

勢いが増したアーセナルの攻撃を防ぎきれずに同点を許し、勝ち点2を失う形となりました。



75分間はチェルシーが思い通りに試合を運び、勝利はほぼ確実と思っていただけに結果は大きな失望です。

一方で、内容は今後に向けて非常にポジティブ。

選手個人で見れば、前線を務めたパーマーが想像以上にフィットしています。

ここ数試合でぐっと価値を見せつけており、この試合も抜群の貢献。

十分なチャンスを得て才能を開花させています。



また、本職の左サイドバックに入ったククレジャも素晴らしかったです。

後半はサカにやられる場面もありましたが、激しいマークでほぼ完封し、チェルシーに優位をもたらした貢献は大きかったです。

結果的にとはいえ1年で見切らなくて正解でした。



内容的には充実したものを見せており、ジェイムス、バディアシルも復帰し、より勢いをつけるための準備はできています。

リーグも約4分の1が終了したところですが、ここから上位争いに食い込んでいきたいところです。

次の試合

28日20時半からブレントフォード戦(H)

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