イギリスへのサッカー観戦に行ったときの体験談【チケット、キャッシュレス化】

現地観戦

7年ぶりくらいにイギリスへのサッカー観戦に行きましたが、当時と状況がだいぶ変わっている点があったため簡単にまとめます。

今回観戦した試合

5試合を観戦してきました。

プレミアリーグが3試合、チャンピオンシップが2試合。

プレミアリーグとチャンピオンシップのチケット確保

プレミアリーグ

いずれのクラブでも有料の会員登録が必須です。

£30〜50程度を払って会員にならなければ、公式サイトでチケットを購入することはできません。

その上で、ロイヤルティ・ポイントというこれまでの観戦歴などで貯まるポイント順に販売されていきます。

ビッグマッチになるほどロイヤルティ・ポイントが高い人が優先され、新規観戦者がチケットを確保することは困難になります。

今回は、チェルシー、ブライトン、ルートン、アーセナルのメンバーシップに登録し、それだけでも3万円くらいかかりました。

チケットを取る前の段階でこれだけの出費になりました。

チェルシーのチケット確保

クリスタル・パレス戦の販売日時が公式HPで発表されるため、その時間に合わせて待機。

販売時間の1時間くらい前から待機サイトに並び、順に購入サイトに移ります。

結局、開始時間の30分後くらいに購入できるようになりました。



その時点で残っていたのがWestviewという席のみ。

メインスタンドの一番上の席です。

選択肢がなかったのでこの席を選択して、無事席を確保できました。

値段は、3万5千円くらいしました。

高いなあとは思いつつ、その数分後に全席完売していたため、取れたという安堵感のほうが大きかったです。

もう少し安い席がリセールで出れば確保して、交換したいとも思いましたが、結局見つけられませんでした。

毎日マメにチェックしていたわけではないですが。

ロンドンダービーとはいえ、クリスタル・パレス戦でこの争奪状況のため、基本的にビッグゲームの確保は非常に困難なんだと思います。

ブライトンのチケット確保

ブライトンも基本メンバーシップ加入が必須ですが、さらに注意しなければならないのが、メンバーシップ購入から14日間が経たないとチケットが購入できないという点。

販売日よりも早めにメンバーシップ登録が必須です。

販売日の直前でそれを知ったため、発売日時点では購入できませんでした。

とはいっても、ビッグ6相手だと完売するようですが、中堅以下のクラブとの試合であれば普通に取ることもできそう。



今回は、スパーズ戦ということで早々に完売してしまいました。

よって、あとはリセールを狙うしかありません。

しかし、会員登録をしたと思っていたのに14日経っても購入できず、悩んでいたら会員登録の決済がうまくいっていなくて会員登録が済んでいなかったことが判明し、さらに14日間待機。

結局、試合の数日前にようやくチケット購入権を得ることができるようになりました。

リセール状況を見ると、思ったよりも席が出ていて、簡単に確保できました。

メインスタンドのかなりいい席を取ることができ、値段も1万円くらい。

1人、2人で行く場合ならば、リセールでも十分確保できるのかもしれません。

ルートンのチケット確保

メンバーシップ登録料が£50と今回登録した中では最も高額。

キャパ1万人ほどしかないルートンのチケットはプレミアで最も取るのが困難と言われており、ダメ元ではありましたが、わずかな可能性に賭けて登録しました。

結果、チャンスゼロでした。

新規会員に回ってくる前にチケットは早々に完売。

リセールも全く出てきません。



アウェイ側のチェルシーの公式HPからアウェイチケットももちろん狙っていたのですが、こちらも回ってくることなく完売。

覚悟はしていましが、ルートンのチケットを正規ルートで取るのはまず無理でしょう。



ということで転売サイトを確認。

livefootballticketsというサイトを利用しました。

正規ルート以外での確保のため、完全に自己責任での利用。

サイトを見ると、100%保証で口コミを見てもまず大丈夫そうかなと思ってここを利用しました。

ただ、ルートン戦のチケットはどれも高額。

それでも相対的に安い値段のチケット(それでも定価の10倍以上)が出たので、勇気を出して購入しました。

手数料含め8万くらいしました。

大きな出費となりましたが、あのスタジアムで試合を観ることができた経験(しかもチェルシーの試合を最前列で)を踏まえれば、まあ後悔はないですね。

転売サイトを利用しましたが、今回は問題なく利用できました。

アーセナルのチケット確保

結局観に行きませんでしたが、アーセナルのチケットも候補に入れていました。

アーセナル対ウェストハム。

ブライトン対スパーズとのどちらかを見に行こうかなと考えて、一応アーセナルのメンバーシップにも登録。

こちらは全く取れる気がしませんでした。

リセールも含めて全くチケットが出てこなくて、会員登録を無駄にしただけになりました。

チャンピオンシップ

チャンピオンシップも会員登録をしてチケットを購入するのは同じですが、今回見たミルウォール、カーディフはいずれも無料会員でチケット購入権が得られます。

純粋なチケット代金のみかかります。

ミルウォール、カーディフともにチケット購入は容易で、販売日から数日経ってから購入していますが、好きな席を比較的自由に選べるくらい余っていました。

ただ、いざスタジアムに行くと空いている席は少なかったので、徐々に売れていく感じなんでしょうかね。

チャンピオンシップのチケットは問題なく確保できると思います。

その他

これまで観に行ったときは、スタジアム周辺で必ずダフ屋を見かけていたのですが、今回たまたまなのかわかりませんが、スタンフォード・ブリッジの最寄り駅周辺でも全くダフ屋を見つけられませんでした。

他のスタジアムでも同様。

取り締まりが強まったのでしょうか。

キャッシュレス化の発達

今回のイギリス旅行で一番驚いたのは、イギリスのキャッシュレス化の進捗状況です。

現金持っていかなくても何とかなると思います。

1週間ほどいて現金はたった£1しか使いませんでした。

これは、ミルウォールのマッチデープログラムの購入費用。

ミルウォールのマッチデープログラムだけは現金での支払いが必須でした。

それ以外は、マッチデープログラム、ショップでの買い物、飲食店、地下鉄含めすべてキャッシュレス。

地下鉄はこれまでオイスターカードというSuicaのようなものを使っていましたが、クレジットカードのタッチ決済で乗れるようになったためかなり便利になりました。

非常に旅行しやすい都市になりました。

逆に現金支払いを受け付けないというところもちらほら見られました。

キャッシュレスは、クレジットカードでのタッチ決済が主流。

Visaタッチをアップルペイやグーグルペイに入れてスマホで決済している人も多そうでした。



個人的には、海外旅行時はカードを3枚持っていきます。

メインは、VisaプリペイドカードであるIDARE(イデア)

クレジットカードの海外利用時は通常、事務手数料が上乗せされて請求されるのですが、イデアは海外事務手数料が無料のため、めちゃくちゃ海外旅行に強いです。

プリペイドカードなので好きな金額をクレジットカードからチャージしておくだけでよく、使い方も普通のクレジットカードと同じ。

最悪盗難にあっても、チャージした額しか使われないため被害は最小限に抑えられます。



サブは普段使っているクレジットカード。

自分の場合は、三井住友カードのOlive

コンビニとかの利用で10%くらい還元できるので普段遣いで便利ですね。

IDAREが使えないときのバックアップ用。

ロンドンでは、地下鉄でIDAREがうまく決済できない(プリペイドカードだから?)ため、事務手数料分上乗せになりますが、地下鉄のみOliveを使っていました。

最初は現物カードを使っていましたが、途中からはアップルペイでのタッチ決済を利用。

Oliveの紹介コードを一応おいておくので、興味あればどうぞ。普通に登録するよりは有利に使えるようになるようです。

FF36891-8314720



最後がRevolut

結局、イギリスでは現金をほぼ使わなったため利用価値はあまりありませんでしたが、海外ATMから手数料なしで現金引き下ろしができるカード。

円と外貨通貨を手数料無しで取引でき、現地通貨を下ろせるため、海外時にはめちゃくちゃ役に立ちます。

今回は£20だけ下ろすために使いましたが、前述したように£1しか現金は使いませんでした。



カードの紹介は少々余計でしたが、チケットも高くなっていて、ロンドンの物価も相対的に高くなっている状況のため、少しでもうまくできるところはやっていくことが重要かなと思います。

ロンドンのソーホーでアルコールなど頼んだとはいえ、ランチのカレーで8,000円を超えた時はビビりました。

円安やウクライナ戦争などなかなかイギリスへの旅行もハードルが上がっている現状ではありますが、久々に現地観戦してみると、行ってみる価値は十分以上にあるものだと思いますね。

個人的にもいろいろと迷いはありましたが、心から行ってよかったと思います。

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