トゥヘルの解任が決定

チェルシーはトゥヘルとの契約を解除したことを発表しました。

ミケルスやローといったトゥヘルのスタッフもチェルシー退団となります。

解任にかかる費用は約1500万ポンド。

トゥヘルは2021年1月にチェルシーの監督に就任し、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップのタイトルを獲得しています。

ディナモ・ザグレブ戦がチェルシーでの100試合目になっていましたが、報道によるとディナモ・ザグレブ戦前に解任は決まっていたようです。

シーズン開幕から7試合での解任。

成績が良くなかったとはいえ突然の解任。

解任理由としては、

・選手との信頼関係が悪化しており不満が出ていたこと

・チェフなどが退団したことで移籍マーケット時にトゥヘルがやるべき仕事が増えていることに不満を持っていたこと、それによってベーリーらオーナー陣とのコミュニケーション不足が生じていたこと

・オーナーはトゥヘルを新時代のチェルシーの監督にふさわしいと考えていなかったこと

こんなことが推測されています。

後任はブライトンのポッターに照準を合わせており、どうやら就任の可能性も高そう。

土曜日のフラム戦までに就任を決めたいとされ、決まらなければバリーが臨時で監督を務めることになるでしょう。

トゥヘルの意向を踏まえて夏のマーケットでは選手の獲得・整理を行ったわけであり、大きなお金を動かしました。

それが7試合で終了というのは、衝撃的としか言いようがありません。

全然納得はいっていませんが、もう起きたことなどでどうしようもないため、なんでこうなったのか原因を説明し、同じ過ちを繰り返さないようにしなければなりません。

オバメヤンはトゥヘルがいたのが来た理由になっていると思いますが、わずか１試合の出場で終わりました。

こうなるのであればローンで出したルカクや売却したヴェルナーなど別のやり方もあったのではということになります。

迷走しているとしか今は言えず、新オーナーの元で混乱したシーズン序盤となっています。