ボアスについて

チェルシーがボアスと交渉しているのを認め、契約合意となるのは時間の問題になりましたので、少し早いですがボアスについていろいろと。

実力に関してはまだ未知数なところがありますが、昨期のポルトでの成績はパーフェクトと言っていいでしょうし、才能豊かな人物であることは間違いなさそうです。長期的に監督の座につきチェルシーをもう1つも2つも上のクラブへ導いてくれることを期待したいです。

ボアスの年齢は33歳ということで、イラリオより年下でドログバとランプスと同い年です。

英語を完璧に話すことができ、祖母がボビー・ロブソンの友人であったこともあり16歳でポルトのスタッフ入り。21歳でヴァージン諸島代表の監督に就任。その後はジョゼのスタッフの1人となり、チェルシーやインテルで指導しました。ジョゼから離れた後は、アカデミアで監督をして、昨季ポルトで成功を収める、というキャリアです。

どんな試合をする監督なのかは、ポルト時代の試合をほとんど見ていないのでなんとも言えないですが、433を用いファルカオにスペースを与えるため、ウイングがラインを広げ精力的に動くそうです。また、魅力的なフットボールをしていることで、評価が高いですね。

メディアはモウリーニョ2世としてはやし立て、必要以上に両者を重ね合わせますが、もともと違うキャラクターをしているみたいですよね。ボアスによると、モウリーニョとはパーソナリティが違い、試合への取り組み方も違うと言っています。モウリーニョは尊敬しているけども、モウリーニョのクローンにはなりたくないとも。

ボアスのサッカー哲学のモデルはバルサであると公言していますし、モウリーニョ2世とは私も呼びたくないですね。ボアスはボアスのやり方で取り組んで欲しいし、ジョゼとはあまり比較せずに評価したいと思います。

“ジョゼのいいところとバルサのいいところを融合させたサッカー”がボアスの理想だと思うので、いつかそれをチェルシーで見たいですね~。かなりハードルが高く、融合できるものなのかもわかりませんが、若くて優秀な監督に寄せる期待は大きいです。

あと話が逸れますが、ヒディンクがどうなるかも気になりますね。DoFになってくれれば非常に心強いので、こちらの交渉もうまくいけばいいと思います。

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