Chelsea 【1-0】 Liverpool (2018.5.6 PL)

◎Chelsea:
Courtois 6.5; Azpilicueta 7, Cahill 7, Rudiger 7; Moses 7 (Zappacosta 89) Kante 7.5, Bakayoko 6.5, Alonso 6.5; Fabregas 7 (Pedro 90), Hazard 8.5 (Willian, 85); Giroud 7.5
Subs not used: Caballero, Barkley, Christensen, Emerson
Booked: Moses, Alonso
◎Liverpool:
Karius 6; Clyne 5.5 (Henderson 59, 6) Van Dijk 6, Lovren 5.5, Robertson 5.5 (Solanke 74, 5.5); Milner 6 (Moreno 89), Wijnaldum 6, Alexander-Arnold 6; Salah 5.5, Firmino 6, Mane 6.5
Subs not used: Mignolet, Klavan, Ings, Woodburn
Booked: Salah, Clyne
MOTD: Hazard 8.5
(RatingはDailyMailより)

スタッツ(チェルシー:リバプール)
12 Shots 10
4 Shots on target 5
70% Pass Success  88%
51% Aerial Duel Success 49%
10 Dribbles won 6
16 Tackles 12
32% Possession 68%
369 Total Passes 793
10 Crosses 22
0 Through Balls 0
66 Long Balls 81
293 Short Passes 690
パス本数トップ3
セスク 51(74.5%)
アザール 38(86.8%)
バカヨコ 35(85.7%)
※リバプールの最多はファン・ダイクで115本
 ジルーの1ゴールを守りきり、チェルシーが絶対な必要だった勝利を手に入れました。
 これでリバプールとは勝ち点3差(チェルシーは1試合未消化)、スパーズとは勝ち点2差に縮まり、相手次第ではありますがトップ4の可能性が見えてきました。
 この試合は、コンテの考えていたプランが見事にはまりました。リバプールの3トップによる強力なカウンターを防ぐために、最終ラインの前にカンテ、そしてカンテの両脇にバカヨコとセスクが固めることで、リバプールの縦パスを入れさせません。スタッツを見ると明らかなようにボールはリバプールに預けますが、有効な攻めはほとんどさせず、チェルシーが考える理想的な試合内容・結果を手に入れました。
 先発した11人は全体的に高パフォーマンスを見せてくれました。アザールのドリブルは止めようがありませんでしたし、カンテはいつも通りガンガンとパスカットをしてくれました。リュディガーは90分常に集中を切らさずに、サラーをほとんど完璧に封じました。不調が続いているバカヨコも相当久しぶりに輝いている姿を見せてくれました。
 チェルシーは残り2試合で、ホームでハダーズフィールド戦、アウェイでニューカッスル戦が残っています。スパーズはホームでニューカッスル戦とレスター戦を、リバプールはホームでブライトン戦を残しています。なお、得失点差はチェルシーが圧倒的に不利のため、勝ち点で並んでも両チームより上に行くことはまずありえません。
 こうしてみてみると、なかなか厳しいですね。チェルシーは、次に残留争い中のハダーズフィールドという難しい相手と試合をしなければいけませんが、スパーズとリバプールはもう目標がないと言えるようなクラブとの対戦しか残っていません。
 チェルシーとしては2連勝しか道はありませんから、自分たちでできることをしっかりとして、あとはどうなるのか見守りたいです。

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