Chelsea 【1-1】 Liverpool (2018.09.29 PL)

Chelsea (4-3-3):
Kepa 7
Azpilicueta 6, Luiz 6, Rudiger 7, Alonso 6
Kovacic 7 (Barkley 80, 6), Kante 7, Jorginho 6
Willian 7 (Moses 73, 6), Giroud 6.5 (Morata 65, 5), Hazard 8
Subs not used: Fabregas, Caballero, Zappacosta, Cahill
Goalscorers: Hazard 25
Liverpool (4-3-3): Alisson 6, Alexander-Arnold 5.5, van Dijk 7, Gomez 6.5, Robertson 6, Henderson 5.5 (Keita 78, 6), Wijnaldum 6, Milner 6 (Sturridge 86, 7), Salah 5 (Shaqiri 66, 5), Firmino 5.5, Mane 6
Subs not used: Fabinho, Moreno, Mignolet, Matip
Goalscorers: Sturridge 89
Booked: Mane, Milner
(RatingはDaily Mailより)

 リーグ戦全勝中のリバプールを迎えた一戦は、終了間際に追いつかれてドローで終わりました。勝利が見えていただけに悔しい気持ちはありますが、スターリッジのゴールがあまりにも凄すぎたというのもありますし、お互いの良さが十分に表れた素晴らしいゲームだったため、悔しさ以上にやりきった感があります。
 ペドロは間に合いませんでしたが、リュディガーが復帰しほぼベストな布陣。リバプールのハイプレスとそれを剥がすチェルシーという構図。お互い両センターバックもそうですが、GKからも高精度なパスが供給されるため、どこからでも展開が一転する可能性のある気が抜けない痺れる展開が続きました。
 アザールの得点後は、普段よりラインを低く敷いてコンパクトな守備に重点を置き、ポゼッション、パス本数が相手を下回るという今季のチェルシーでは珍しい展開。しっかりと守りながらも追加点を眈々と狙い、勝利はあとちょっとだったんですけどね。スターリッジやサラーなど元チェルシーに点を取られる印象があったので、スターリッジが入ってきて嫌だなと思ったんですが。
 個々のパフォーマンスを見ると、ほとんどの選手が良さを発揮していたと思います。ケパの足下の技術の高さは今季一番表れていて、プレスをかけられても動じず、両足で高精度のフィードができます。スーパーセーブもありましたし、最高額のGKとしての価値を見せた試合だったと思います。
 両センターバックは攻守で安定していて、特にディフェンスの中心であるリュディガーはライン上での信じられないクリアがあったり、負傷期間が長かったらと考えるとぞっとしますね。
 就任後数ヶ月でリバプールと同等のレベルのサッカーを浸透させたサッリの手腕に改めて驚かされました。まだまだ向上していくでしょうし、今後に期待を抱かせる試合でした。
スタッツ(チェルシー:リバプール)
10 Shots 13
4 Shots on target 6
82% Pass Success  84%
46% Aerial Duel Success 54%
3 Dribbles won 5
13 Tackles 15
47% Possession 53%
573 Total Passes 642
12 Crosses 20
5 Through Balls 2
50 Long Balls 77
506 Short Passes 543
パス本数トップ3
ジョルジーニョ 73
リュディガー 71
アスピリクエタ 65

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