チェルシーが補強禁止処分に

 FIFAによると、18歳以下の外国人の獲得に関するルール違反により、チェルシーは2019年夏と2020年1月の移籍市場で選手補強を行うことができなくなる処分が科されるとしています。併せて、チェルシーに£460,000、FAに£390,000の罰金処分。
 92名の調査対象のうち29名について違反が発見されたとしています。
 特に注目されていたのは、現在、リヨンに在籍しているトラオレの件。16歳の時点でトライアル生という形ではありましたが、チェルシーのU18の練習試合に出ていたなどで、FIFAは2017年からこの件を調査していると言われていました。トラオレに関してはかなり若いときから実質的にチェルシーに加入が決まっていましたし、かなり怪しいことをしてきたのは事実だと思います。
 チェルシーはこのFIFAの通達に対して控訴を行うこととしています。仮に補強禁止処分が下されれば、選手の売却はできますが、新たに獲得した選手の登録が不可能となります。
 これまでには、同様の処分がレアルマドリードやアトレティコ、バルサにも行われています。レアルマドリードのようにクラブから訴えにより処分が軽減される可能性は残されています。

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