Chelsea (3-5-2):
Ziger
Colley, Guehi, Maatsen
Lamptey, Gilmour, McEachran, Gallagher, Castillo
Redan (Brown 78), McCormick (c) (Anjorin 72)
Substitutes not used: Tie (GK); Mola, Lavinier, Lawrence, Nunn
Coach: Joe Edwards
Goals: McCormick 66, Brown 85
Booked: Redan, Castillo
Barcelona (4-3-3): Tenas; Jaime, Mingueza, Medina, Miranda; Monchu (c) (De Vega 80), Antonio Jesus (Gonzalez 89), Orellana; De La Fuente (Peque 83), Marques, Fati
Substitutes not used: Jimenez (GK); Rosanas, Marsa, Mortimer
Coach: Denis Silva Puig
Goals: Fati 20, 69
Booked: Antonio Jesus, Monchu, Miranda
UEFAユースリーグのセミファイナルが行われ、アカデミー間でのライバルともいえるバルセロナと対戦し、PK戦のうえ、チェルシーが決勝に進出することが決定しました。決勝戦はポルトとの対戦であり、チェルシーは3度目のチャンピオンを目指します。
システムは3-5-2でキーパーにジガー、3バックは右からコレイ、グエーイ、マートセン。ウイングバックはランプティとカスティージョでアンカーにジョージ、インサイドはギャラガーとギルモアが務めました。トップ下はマコーミックでトップにレダンが入ります。
トップチームを意識してだと思いますが、アンカーにジョージを入れているのがポイント。ジョルジーニョのようにテクニックに優れたジョージを中盤の底におくことにより、スムーズなビルドアップを狙うこととなります。
立ち上がりはバルサの勢いに押され、長い時間試合を支配されます。カスティージョの左サイドを崩されて失点し、前半はその後もカウンターは狙いつつもバルサの思い通りと展開に持ち込まれました。
ただ、1失点のみで前半をしのぐことができたのが大きなポイントでした。後半から立て直して、サイドを効果的に使うことにより相手に脅威を与え始めます。同点ゴールは相手のGKのパスをレダンが奪って、マコーミックが決めるというラッキーなゴール。しかし、直後に今度はジガーがシュートキャッチでミスがあり、勝ち越し点を許してしまいます。
その後もチェルシー優位で試合が続き、特にアンジョリン、ブラウンが入ってからは分厚い攻めが効いていました。終了も近づいていた85分にギルモアのアーリークロスをグエーイが頭で繋ぎ、フリーになったブラウンが決めて貴重な同点ゴール。後半の試合内容からいっても、妥当な同点ゴールだったといえるでしょうね。
90分間では試合は決まらず、PK戦へ。チェルシーは2人目のギャラガーが外しましたが、バルサも1人外しました。バルサの6人目のシュートをジガーがセーブし、チェルシーの決勝進出が決定。スリリングで観ていて十分楽しめる試合でした。
観ていて面白いと思うのは、ランプティ。非常に小柄ですが、スピード抜群で攻撃時の右サイドでの切り込み方にはワクワクさせられます。
中盤の3人もそれぞれ特徴があり、なかなか期待できそうな3人だと思います。特に、ジョージは縦パスもがんがん入れていましたし、ロングパスも正確でサイドへの大きな展開も目立ちました。
また、途中出場でまだ主力ではありませんが、アンジョリンも非常に楽しみな逸材。ロフタス・チークっぽさがあります。17歳のため、これから主力になってくるでしょうが、注目していきたいと思います。
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